2009年10月31日土曜日

今月のセレクト

今月はこの一本をセレクトしました。

かぜさん
何かの拍子にすごく食べたくなるけれど、あまり他人には話したくない(何となくハズカシい)ような、美味しい「丼ものレシピ」ってありますよね。
お店の賄いご飯みたいに簡単に作れて、最高に美味しいウチご飯。個人的に、かなりこだわってしまうほど好きなのに、他人からすると「げーー、なんでそんなに好きなの?」っていうレシピ。

今日は僕の大好きなこだわりB級レシピを紹介させてください。本当に簡単に出来て美味しいんです。

その1:シャケおろし丼:別名「ぐちゃぐちゃサーモン丼」

①熱々のご飯を丼に7分めまで盛る
②大根おろしをタップリと大さじ3杯くらいのせて
③その上に中骨付のシャケ缶を潰したものをのせます
④その上に醤油を少なめにかけてから
⑤マヨネーズをお好みでかけて
⑥最後に冷水で晒した刻みネギをたっぷりとのせて完成。
⑦(ここが大切なのですが)よーーーく混ぜで、ぐちゃぐちゃ状態にして、熱々を一気にわっしわっしとかっこむ(^_^)ああ、幸せ!って感じ/

自分的にはいろんなこだわりバージョンがあって、柚胡椒をのせてみたり、ピリ辛の「かんずり」を載せてみたり、その時に出汁とかお吸い物があればそれを使って「お茶漬け」バージョンにしてもおいしいです。ネギ以外のトッピングとしては、ザーサイとか古漬けのキュウリとかもOK.まさに「なんでもあり!」(爆)。

その2:ぶたねぎ丼;別名 「メタボ丼」

①お好みのオイル(僕は普通のサラダオイルを少量使います)で、ニンニク1−2片のみじん切り&刻んだ鷹の爪を強火で炒め、香りが出たら・・・
②冷蔵庫に残っているような豚ばら肉を、これまた適当なサイズに切って適量(100gくらい)を投入し強めで炒めます。
③軽く焦げ目が出来ていい香りが立ってきたら、3cm位に切っておいた長ネギ(あおい部分も可)をそこに投入
④鶏ガラスープの粉末を、ぱらりと入れ、さらに日本酒か紹興酒を適量ふりかけてから、鍋を煽って、⑤市販のラーメンスープの素1/2袋くらいを投入(ない場合には、ふつうの醤油で可)⑥塩胡椒で味を整えて (この辺りで、最高に美味しそうな匂いが立ち上ります)⑦これを熱々のご飯にのせて・・・ぐちゃぐちゃにして、かっこむ。

この丼のトッピングの王道としては、やはりキムチでしょう。変わり種としては「納豆」ってのも面白い。
テな感じで、この丼その①とかその②を、「うっめー♡」とか言いつつ、わっしわっしと恍惚の表情で食べる僕の姿をみて、かみさん&3人娘は「引いて」ます。
女性は、ああいったぐちゃぐち系ってだめなのか?というか、ぐちゃぐちゃ系をわっしわっしと食べるおっさん(僕)の姿がダメなのか?(爆)
美味しいんだもん、いいじゃん(笑)。
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11月29日のライブでお会いできるのを楽しみにしております。

まーく@ハックルベリーフィン でした。

2009年10月28日水曜日

Blake's Escape

いやはやとんでもないことになっている。
僕は午後10時就寝、午前2~3時目覚め、4時起床、という生活になってしまった。
Blakeの午前3時の夜鳴きはもう無いのだけど、なんかヘンな時間にひと鳴きするのだな。
そのために元々眠る体力が衰えた僕の身体は徐々に起きる準備をし始めてしまうらしい。
4時には着替えをして寝呆けた頭で仕事部屋に入り、PCを開くのが日課だ。
このままなんとか6時まで物音を立てずに過ごさなければならない。
何故って彼は僕が階段を下りるのを待っている。起きていることには気づいていて、降りてくるのを待っている。
姿を見た瞬間、何故、放っておいた、と泣き叫び、玄関を開けるまで時には大声で、時には懇願するように低く切なく泣き続ける。
だけど、この季節になると田舎の6時は暗いし、寒い。
怪力の散歩に耐えるには僕には身体を温めておく必要だってあるのだ。

Blakeは昨日全身シャンプーした。
上の妹が息子を連れてやって来てくれ、泣き叫ぶBlakeを洗ってくれた。
前回より大分おとなしくなったものの悲痛な声と抵抗を示すのは相変わらずだ。
終わった途端にご褒美を要求したのには全員で笑っちゃった。
甥に散歩を頼んだら十数分後、抱きかかえて戻ってきた。
どうやら首輪から頭をスルリと抜いて逃走。墓石の陰に隠れていたらしい。
シャンプーの時に首輪が緩いと気づいていたのだが、締め直さずに散歩に出してしまったのが原因だ。
どうも全速力でアテもなく逃げる、という風でもなかった由。
とにかく鎖に繋がれている日常がイヤだったのだろう。
それに5頭で飼われていた時のように仲間がいないしね。寂しいに違いない。

Blakeは自分より身体の小さな動物が好きだ。
小型犬のつけていった匂いのあとを追う癖がある。
散歩では多くの犬に出会うのだが、小型犬にはやたらに媚びた声を出す。
大型犬にも仲間になろうと声をかけているようだが、ほとんど無視されたり、恫喝されている。
そんな訳で今のところ友だちは出来ていない。

猫も嫌いではなく、「猫の嫌いな匂い」にも負けなかった「武蔵」ンチの猫達の1匹には特に甘い声をかけている。
彼らは性悪にもBlakeの鼻先50センチ近くをうろうろして、つながれBlakeをからかっている。
春頃の3匹から数を増やした猫たちは相変わらずわが家に忍び込もうとしたり、玄関に小便をしているのだが、そのたびにBlakeは「オレもあいつらのように自由にさせてくれ」とばかり、泣き続けるのだ。
道行く人には吠えたり吠えなかったり。
少しマシになってきたが、スピーカーから流れる音が大嫌いで、お昼を知らせる村のサイレンとこどもたちに帰宅を促す4時半(春夏は5時半)のチャイムとそれに続くアナウンスの際は狂ったように吠え続ける。まさに狂ったように言うことを聞かなくなる。
粗大ゴミ引き取り車のちり紙交換の人がするようなアナウンスに最もイラつくらしく、これには攻撃的に吠え立てる。
この間は遂にご近所の人からBlakeに「うるさい!」と怒声が飛んでいた。

とりあえずインストラクターに教育して貰うことにした。
この二日、その電話を待っているのだが、今のところ、連絡はない。
前にも書いたけど、この辺りの人は商売ッ気がなく、僕は時折、そのプロ意識の低さにイライラするのだけど、まあ、郷に入れば、かとすべてに寛大になり始めている。
諦め混じりの寛容は好きではないんだけど、ま、これが「埼玉」だよねぇ。

2009年10月22日木曜日

Blake's hind legs story

Blakeは雨ざらしの犬小屋で育った。
元は物置だったような(といっても田舎の物置は家1軒分だが)、小屋の下に5つの犬小屋が距離を1~2メートルずつ離して置かれていた。
彼らはそれぞれに繋がれていたが、彼らの間では当然、犬同士の情報交換があったと思う。
だが、彼らは繋がれたままだから実地体験には乏しく、彼らの常識にはちょっとした欠落もあったのだと思う。

Blakeの「常識」ははなはだ「非常識」である。
彼は「なんのために」そのことを行うのか知らぬまま、見様見真似でモノを覚えてしまった。
典型的なのがオシッコした後、後足で砂をかける動作。
どうも彼の頭には、「犬の行動形態には後足で砂をかける動作というモノがある」ということしかインプットされていない。
なので彼はオシッコをしようがウンチをしようが、時には出なかったり、しなかったとしても、とにかく「後ろ足で砂をかける」のである。たとえ、それが「砂」でなくとも、野原の草でも、敷石道でも、歩道でも、とにかく「思いっきり」蹴る。

「砂をかける」勢いについても無知である。
加減を知らないので何度もやる。時々砂利道では小石も蹴り飛ばす。自分の鼻を小便やウンチに向けて、後足で蹴る。つまり彼の行動は本来の役目を何も果たしていない。
用を足した後の儀式として「後足で蹴る」のだが、後足ばかりか前足も蹴るので、「お前は穴を掘りたいのか!」と思うほどだ。多分、僕以外の人には「穴を掘っている」様にしか見えないと思う。
僕は散歩の度、苦笑し、時に笑い転げてしまう。
犬たちの情報交換は彼にとって、ことほど左様に何の役にも立っていなかったのだ。

散歩の際の「自分勝手」は相変わらずである。
軍手をして手綱を持とうが僕の手は擦れて、正直言うと感覚のない関節がある。
凄い力なんである。
極端に言えば、歩き方も、綱の引っ張り具合も常軌を逸している。
狂ったように臭いを嗅ぎ廻り、走っては止まり、嗅いでは自分もし、自分のした臭いをまた嗅いで、その匂いにまた、自分でし、自分でし、自分でし、くどいくらいだ。
おまけに自分の匂いでまた尿意を催すのか、とにかく、し、やっと歩き出すと、つぎは「ハアハア」と荒い息づかいで手綱を引っ張る。
荷馬車を牽いてる牛のように、首輪がのどに食い込んで、ゼイゼイ言いながらも、とにかく引っ張る。
僕は思わず『ドナ・ドナ』が歌いたくなってしまう。
方向は自分で勝手に決めていて、信号が点滅していようと、電車の警報機が鳴っていようと僕を引っ張って行く。

あと何ヶ月かでBlake との散歩は出来なくなると思う。
怒っても頭を下げるのはその時だけで、「サ、行こう」といった途端、元の木阿弥。猛然とダッシュする。そして、ムリムリッと怒りのウンチ。なんでかバカに臭い!!

ところがこの自分勝手なBlakeは家に戻った途端、別犬と化す。
腰を下ろした僕の隣に座ると全身でもたれかかるBlake。
股の間に入り込んで、太ももに身体全体で座ろうと試みるBlake。
雄犬だというのに誰にも出したことのない甘え声でご褒美をねだるBlake。
他犬の小便の跡を嗅ぎ廻ったり、舐めたりした鼻とベロで僕にキスしようとするBlake。
とにかく僕が彼の見える場所にいる限り、四六時中、まとわりついている。
僕と僕の家全体はそんな訳で目下、犬の毛だらけ。
さんがつサンには身の毛もよだつ光景かもしれない。

ちなみにペディグリーチャムにまぶしたドライフードは今日もドライの部分だけ食器に残されている。
彼は食事を出しても「ドライはイヤだと言っただろ」と僕に意思表示した手前、すぐには飛びつかず、僕が見ている間は絶対箸を出さない。箸は無いから、手をつけない? ン、手でも喰わんか。
ま、とにかく喰わない訳だが、僕が他の用事をしている間に、時には全部ペロリと、時には肉の部分だけ、きれいに食べている。
つまり、僕の見ていない間に、だ。
姑息だ。姑息だが可愛い。

うーん、毛玉に絡め取られてる。あ、イヤ、手玉に。

2009年10月19日月曜日

Blaking News

Blakeの夜鳴きはやや収まった。
ただし、僕が起きて仕事を始めようとすると、一時間も待ってくれない。
早く散歩に連れ出してくれ、と4時半頃からせがみ鳴きを始める。
それも道理で、彼は外で飼われていたから家の中で小便をする習慣がない。
午後の5時には家の中に入れてしまうので、彼はひたすら小用を我慢していた訳だ。
可哀想なのだが今のところ、手がない。
夜の8時頃、散歩をせがむが、外は真っ暗。それで連れてきた翌日には僕が捻挫している。昨日まで10日近く青く腫れていて、今朝、やっと色がなくなったほどだ。

さて、散歩が彼の一方的なペースで進められているのは現在も変わらない。
りみっとさんから「躾の手引き」を戴いたが、僕の叱り方はどうも彼には通じていない。
しかも、朝の散歩ではウンチをしてくれない。
そのために午後にも散歩に出なくてはならないのだが、出来ればウンチの始末なんて人の見ていない時間帯にやりたい。
だって、相変わらず大量で、始末に時間がかかるんだもの。

ちなみにドッグフードはペディグリーチャムの高級缶になってしまった。
薬を忍ばせて食べさせていたのが癖になって、ドライフードだけでは匂いも嗅がない。
このワガママに閉口して一日放っておいたが喰わない。
おまけに夜になったら震え始めたので、仕方ないから美味しいのを喰わせた。
今朝はペディにドライを混ぜてみたら食べていたので、夜もそうしたら今のところ臭いを嗅ぐ気配もない。
かわりに餌をやっている僕の足に自分のロープを素早く巻き付けて僕を動けないようにしやがった。
ロープをほどくために、僕が上がりかまちに腰を下ろすとすぐにそばに寄ってきて、僕の身体に全身でもたれかかる。
もう、愛しくなってしまって抱きしめずにいられない。
すると、彼の足が僕の太ももに乗り、そのまま、全身を預けて力一杯僕を立たせまい、ここでこのままこうしていて、との意思表示。
ああ、惚れてまうヤロ! イヤ、もう、完全に彼の術中だ。

Blakeは小便が上手くできない。
右側を歩いていて、小便する時、普通、犬は右足を上げて済ませると思う。
ところが彼はわざわざクルリと後ろを向き、左足を上げたりする。
けれど、これはいつも、ではなく、普通の犬のように右足を上げてすることもあるので、単に、習慣が出来ていないだけなのだと思う。
ただ、どっちの足を上げるか決まっていないため、時々、僕の足を電信柱代わりにして小便ひっかけたりもする。

早く家の中で小便する習慣をつけて、せがみ鳴きをやめて貰いたいと思っている飼い主様である。
コホン。

2009年10月14日水曜日

Blake三昧

この一週間、Blakeに振り回されている。
一つは夜泣き。一つは散歩。
3時に鳴く。これを知らん顔すると5時に異常な声で鳴く。
怒っている。早く外に出さなきゃお漏らししちゃうじゃないか!と。

物置の外の泥だらけの犬小屋に5頭で飼われていたから、外でしか用が足せない。
最初の二日は玄関でしちゃったが今は散歩の途中でしかしない。
ただし、あまり上手に出来ず大抵は自分のを踏んじゃう。
量はかなり減って、あんパン3個分というところだが、ここ何日かは散歩に二回出るようになり、その都度、する。

小用を足した後は後足で砂をかけるが、砂をかける意味がわかっていないのか、小便の跡にかけるのではなく、全然的外れの所でとにかく後足で土を思いっきり蹴る。
悪いが笑っちゃう。

ちなみにBlakeは結構気が強く、どんな犬にも吠える。
病院に行くほど噛まれた犬にも吠える。
更に散歩は楽しみを求めておらず、とにかく歩き回りたいらしく、もう、右往左往。
手綱の持ち手を変えるのに大わらわだ。
しかも、下を向いたまま、とにかく地面を嗅ぎ廻り、歩くと言うよりは駆けている。
時々、首輪がのどに食い込んでゲホゲホするほどなのに急ぎ足をやめない。
ハッキリ言って非常に疲れる。
ボクの身体のためにはあまりイイとは言えない散歩の仕方だ。
多分、その内、一緒に散歩は出来なくなると思う。
なんたって力まかせに歩くのでリードを持つ手が擦れて、ちょっと腫れているほどなのだ。

鳴きさえすれば跳んできてくれて、鳴きさえすればおやつもくれることも覚えてしまった。
なるべく昼間は外に置こうと小さな庭に小石を敷き、小屋も設置し、逃げないように柵も巡らした。
ところが、柵の下を掘って外に出ようとしたり、柵を跳び越える仕草も何度か繰り返し、さらに道行く人にはとにかく姿が見えなくなるまで吠え続けるといった具合。
ところがボクがそばにいる限りは鳴くこともせず、誰かに名前を呼ばれればしっぽまで振ってみせる。なんかボクはコイツに手玉に取られているみたいなのだ。

ボクはいくらでも甘えん坊にはさせられるけど、躾は多分、下手。何でも溺愛してしまうたちだ。

二日前から家の中に置いている(これまでは夜だけだった)。
化膿止めを飲ませるためペディグリー・チャムの中に隠して与えたところ美味しい味を覚えてしまったらしく、昨日からもういわゆるドライタイプのドッグフードには口をつけない。半生タイプも拒否してる。
多分、犬好きの方々もいささか退いてしまうようなワガママをし始めている。
この子は案外したたかな気がする。
インストラクターにつけなきゃダメかもね。

明日は病院で傷口を止めたホッチキスを抜いて貰う。Blakeに始まり、Blakeに終わる一日。なんか飼い主の方にちょっと疲れが見えてきたかも。

ところで本家BlakeことBlake Lewisはやっとセカンドアルバムが発売になった。
デビュー作『Audio Day Dream』は不発という烙印を押されたのだろうか?
Sony傘下の大手レーベルから解雇されたのか2作目はTommy Boyというレーベルからの再出発だ。
多分、インディーズ・レーベルだと思う。
会社の公式サイトを覗いたら知らないアーチストばかりだった。
アルバムタイトルは『Heartbreak on Vinyl』。10/6発売と知って9月の頭に予約したのだが残念ながらまだ届かない。
アメリカでは何ヶ月か前からテレビでも披露していたシングルカットの『Sad Song』が4週前から『ビルボード誌』の「Dance/Club Play Songs」チャートに登場していて、今週は25位まで上がってきている。
しかし、シーズン6の優勝を競ったジョーダン・スパークスは2作目のアルバムからも『Battlefield』を最高位10位まで上げている。大きく水をあけられてしまったナ。

ちなみにシーズン8の優勝者クリス・アレンも準優勝者アダム・ランバートもデビューアルバムが出たようなので予約した。
5位のマット・ジロードは番組に出る前に2枚のアルバムをインディーズから出していたらしいので、これも一枚予約した。
シーズン8からは4位のアリソンもデビューが決まったらしい。
前シーズンのファイナリスト何人かもデビュー・アルバムが出ているが「史上最低のシーズン」と呼ばれたシーズン6の連中ほどボクには愛着が湧かない。いずれもパスした。

本家Blakeの歌声を僕は今、待っているところだ。

2009年10月9日金曜日

笑えない

飼い犬に手を噛まれた。
今日は一人にし過ぎたのでおやつをやろうとしたのだ。
長くて食べにくそうにしているささみジャーキーを折ってやろうとした時、ガブリ!
加減というものを知らんのか!
手当をしたが痛い。
と言うよりショックで寝込みそうだ。
溺愛の押し売り、のシッペ返しか?

2009年10月8日木曜日

Blake 大災難

雨風が落ち着いた午後から義弟が庭の柵を作ってくれた。
ボクはこういう仕事には全くの役立たずなので、2時から床屋。3時から動物用消臭剤とまだ直らないねんざ用シップをマツモトキヨシで。
勿論、皆さんのご意見に従って別の味のドッグフードも。
ところで余談ですけど「目標○○○○店!」とCMで連呼していたあの薬局チェーンの今は? 最近、CM見ない…。
その後、YAOKOで食料品の買い入れ。スンドブとパン、ヨーグルトなど。
戻ると4時。柵作りは後片付け段階で、そこに近所の女性がやってきた。
世間話をしているそばでBlakeはしきりに義弟に散歩をせがむ。義弟は彼の大のお気に入りになっていて、彼の去り際には悲痛な鳴き声を上げる。

そんな訳で義弟が今日も午後の散歩に連れ出してくれたのだが、事件は戻った直後に起こった。

ボクと同じ敷地内に二軒長屋のアパートがあって、その一軒には近隣評判のどう猛な犬がいる。
「猫が嫌いな匂い」にも負けない猫もいる。最近では更に数が増えた。
その犬「武蔵」は以前、よその子犬を噛み殺しそうになった時、止めに入った飼い主に噛みついたことで知られている。

その「武蔵」がボクが世間話をしながら手綱を握っていたBlakeを突然、襲った。

右前足の太ももあたりに噛みついたまま離さない。
悪いことに武蔵の手綱は飼い主が手元で長さを調節するリールみたいなヤツで、かなり大きい犬が攻撃目的でダッシュしたら手綱の調節は利かない。つまり飼い主がいくら引っ張っても伸びきった手綱は短くならない。
義弟が思いきり武蔵を蹴り上げたが離す気配はなく、捻挫のボクはオロオロと動けないまま、成り行きを見守るばかり。
義弟が武蔵を何度か蹴り上げてやっと二頭を引き離したのだが、Blakeは足を引きずり、見ればポタポタとしたたる血。

6時半、閉まりかけの動物病院に駆け込んで傷を見て貰ったがかなり深手を負っていた。
もう、何とも可哀想な治療を受けて、化膿がひどければ手術と宣告されて、今、戻ってきた。

病院の中で小便を、治療後に外でうんちを。躾されていないBlakeは見境がつかない。
ボクにはすでに甘えきっているが命令にはまったく従わない。
甘え方が可愛いので怒りきれないボクをどうやら見透かしている雰囲気も。「人こまし」の犬である。
今日も強風吹き荒れ、木の小枝が折れて落ちてくる午前に散歩をせがんで鳴き止まず、結局、「こんな危険な時に散歩に付き合うなんて俺ってバカ?」と悔やむボクの前でたっぷりのうんち。朝晩合計あんパン5個分くらいか。
喰わせすぎとの声があるので、明日から徐々に減らします。でも、一回の食事量はご飯の1合カップに乾いたフードと半生タイプ併せて2合なんだけどやっぱり多すぎ?
ちなみにさっき病院で知ったが目方はまだ7.5kg。
小型犬の体重だね。

薬を食事に混ぜないといけないので、犬用ビーフ缶を買いに行き、さっき食べさせた。
明日は授業。なついてる義弟に面倒を見て貰い、急ぎ帰ってくるつもり。

2009年10月4日日曜日

危ない橋を渡る~Blakeがやって来た


昨日、突然、犬が欲しくなった。
イヤ、前から欲しかったんだけどもう我慢が出来なくなったちゃったんだ。
で、妹に心当たりの家を当たって貰った。運良く親戚に里親募集犬が5匹もいるらしい。
そのお宅には、子供の頃、親戚の中で一番大好きだったお婆ちゃんがいた。
お婆ちゃんになっても名前は「おジョウさん」なのサ。きれいな人で僕をいつも褒めてくれた。
何かの縁かなぁ、なんて思ったりもした。
夜も7時になってたんだけど、すぐに見に来い、というので、もう、真っ暗だっての伺ったのサ。
5頭の内、2頭が今年2月に生まれたんだそうだが、そこそこ大きい。
なついてくれるかな? ちょっと迷った。おまけに犬小屋の辺りには明かりが一つもなく懐中電灯でしか彼らの顔が見えない。で、日を改めることにしたんだ。

帰りに気づいたのは、欄干のない橋。
その村からの出口に当たる川に架かってる。
別方向からその集落に入ったので行きには気づかなかったんだけど、まあ、怖い橋。危ない、と言った方がいい。
ワゴン車だとギリギリの幅しかない。で翌日、その橋を写真に撮ってみよう、ってことになったんだ。
それが上のと下の写真。危なそうでしょ?
犬は雄が良かったので、と言うより、名前が「Blake(ブレイク)」と決まっているので雄じゃないと困る。
で、どうも今年の2月に生まれたんじゃないみたいなんだけど(つまり、生後8か月にしては育ちすぎてるんだけど)僕にしきりと近づいて身体を擦り寄せる一頭に決めた。
すぐに日曜大工用品を扱う大きな店でペット用品を買い漁った。
小屋も組み立て、昼は外で、夜は玄関に住んで貰うことにした。
まあ、今日は来たばかりなので家になれて貰おうと思って玄関にいて貰ったんだけど、ふと気づいたら半日居るのに小便も大便もしてない。
多分、ずーっと外に置かれてる生活に慣れちゃってて、どこにしていいのか解らないんだな、と思い、暗くなってたんだけど散歩に出た。
そしたら突然、ジョビジョビ、ブリブリ、思った通りだったんだけど、彼があまりに僕の周りを飛び回る。気を取られていたら、側溝の段差に気づかず、足首をグリッ!イテッと思ったら、この時間、腫れてきて、痛みが続いてる。明日は1日目から散歩はお休みかもしれない。
予防注射やらシャンプーやら、やってあげなきゃならんことがいくつもあるんだけど、コイツと上手くやって行けるかな?
「Blake」と呼ぶと、その都度ビクッとしてしまうらしいとこからまずは直して行かなきゃ。


これが僕のBlake。仲良くやろうゼ。