2015年6月27日土曜日

6/27(土) 本日の『どこかでラジオが』

(FMさがみ 23:00-23:59)

「わたしの昭和史」は1967年~68年(昭和42年~43年)。

あまりに暇だった僕は教職課程(国語・高校乙、中学甲級)まで取ってしまった。
教育実習の場は大学内にあった「都立江古田高校定時制」。
時間待ちで映画学科の求人募集を見ていた僕は「ミュージカルに興味のある人求む」のビラを見つけた。
応募書類と作文を送った。
2次試験の「楽しい手紙をください」を送った数週間後、どうやら合格したらしいハガキが届き、僕はある創作集団に加わる。
のちに「ニコニコ堂」と名付けられるその集団に居残るには…。
僕は運良く4ヶ月目に作詞家デビューし、フジテレビ『3時のあなた』のADになる。
しかし…。
68年11月19日、文化放送『走れ歌謡曲』のAD。
相も変わらぬパシリ生活には思いもよらぬ事件が待っていた。

曲は
①フィフス・ディメンション『Up Up And Away ビートでジャンプ』
②ブルーノ・マーズ『Loked Out Of Heaven』
③ボブ・ディラン『風に吹かれて』

 ★以下はkuro-sanの紹介文を使わせてもらってます。
FMさがみは、サイマルラジオを経由することで、日本中、世界中どこでもパソコンでお聴きいただけます。
http://csra.fm/blog/author/fmsagami/
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写真は
①合格通知らしいハガキ
②「ニコニコ堂」となる前のメンバーと横浜で
③『走れ!歌謡曲』大阪万博見学旅行









2015年6月24日水曜日

日刊ゲンダイ7月3日


以前、FB友達の演劇ジャーナリスト山田勝仁さんに取材していただいた記事が7月3日に掲載されるそうです。
是非、忘れずにお買い求めくださいね。
東武デパート4階で山田さんと。


6/22(月) リハビリ会議


本日午前11:30から我が家で会議がもたれ、7月半ばから2ヶ所のリハビリ施設に通うことになりました。
ひとつはこれまで同様、武蔵嵐山病院に併設されている施設で基本的な動作をこなす。
新しい施設では6種の機械を使って筋力をつけます。
年齢的にも筋力は落ちるばかりなのでなんとか食い止め、できれば増強に繋げたいのですが、トレイニングジムではないのでねえ。
ほとんど「エア」なんですよね。
ほとんど重さのないダンベルを持ち上げたり、脚の曲げ伸ばしだけで錘を上下させたり、達成感はありませんが、効果はありそうです。
日常生活で困ることはほとんどなくなったのですが、以前と同じようにできる、ということではありません。
全部リハビリで作り直した身体なので、多分、運動しないでいると元に戻っちゃうような気がするんですよね。
火・木がリハビリ日ですが、これまで同様、楽しんでやってみようと思います。
会議にお越しくださった皆さん、ありがとうございました。
文章だけだと寂しいので意味ナシ写真を。
①6/19 かぜ、清須、黒瀬
②6/12 かぜ、喰始
③いつも買い物の間、ここで待つblake




2015年6月12日金曜日

6/13(土)放送の『どこかでラジオが』

FMさがみにて 23:00-0:00まで

土曜日にアップする時間がないため、ちょっと早めに作業しておきます。

『わたしの昭和史』は 1966年~1967年(昭和41年~42年)

前年いっぱい、ギャラ問題に追われ続けて心底疲れ切った僕は「パシリ」生活から完全に足を洗って学生に戻りました。
1年間休学したから卒業までは最短でも5年かかる。
とにかく講義は1時限目から出て、単位をまとめることに腐心し、それにしても暇なのでなる気もないのに「国語」の教職課程も取りました。
「パシリ」の忙しさに比べるとこれでもまだ暇なので、たまたま打診されていた劇映画製作研究会の映画に出させてもらうことにしました。
略称「セイケン」は歴史のあるクラブで先輩方には映画界の重鎮も大勢おられたらしい。
1本やらせてもらったあと、卒業製作作品とか実習作品の依頼が相次いだので立て続けに4本くらいやらせてもらい、映画学科の連中と親しくなりました。
彼らの中には流行り始めたピンク映画で助監督や撮影助手をバイトにしていたものも多かったので、必然的にピンク映画からの出演依頼もいくつかやってくることになりました。
カメラテストだったのか1本だけ主役の青年のキャッチボールの相手をさせられましたが、土手でその青年とションベンをするシーンが付け加えられました。
出演依頼はそれ以後、増えたんだけど、僕は自分のソレに全く自信を持っていませんので、そのシーンが目に止まったとは思えません。
第一、そのシーンは見えちゃったのでカットになったはずですから。
カットシーンばかり集めて愉しむ変態監督ならソレもあったでしょうが、結局、僕は1本も演りませんでした。
理由は特にありませんが、プロの人たちと過ごした待ち時間が楽しくなかった、ような記憶があります。

そして、教育実習で出かけた学校で1枚の募集ビラに目を止めます。
人生をまた変えるビラでした。

曲は
①サイモン&ガーファンクル『早く家に帰りたい』
②ビートルズ『イエスタデイ』
③ローリング・ストーンズ『ルビー・チューズデイ』

★以下はkuro-sanの紹介文を使わせてもらってます。

FMさがみは、サイマルラジオを経由することで、日本中、世界中どこでもパソコンでお聴きいただけます。
http://csra.fm/blog/author/fmsagami/
↑ からアクセスをお願いします。スマホの場合は専用のアプリが必要ですが、これも一度ダウンロードしておけば、いつでもどこでも FMさがみをお楽しみいただけますよ。お使いのスマホと相性のよいアプリを探してみてください。 TuneIn Radio をお使いの方が多いようです。

写真は
『貯蓄奨励月間』(今は「名」の付く女優 浅利香津代と)
『異常の真理』スチール
ビートルズ初来日時のチケット




2015年6月6日土曜日

北陸新幹線開通によって変わるモノ



今年3月14日、東京と金沢・富山を結ぶ北陸新幹線が開通した。
テレビの構成をしていた頃、「金沢・能登」特集をやると何故か数字が取れなかった。

今ではすっかり使わなくなったが、かつては太平洋側を「表」と見なして日本海側をわざわざ「裏日本」と呼んでいた。
何によらず「表」より「裏」の方が面白いに決まっているので「裏日本」にはテレビ的ネタがいくつも転がっていた。
それなのに数字を取るのに苦労した。
「遠い」というイメージが旅心をかき立てなかったのだろう。
「行く気にならない」がそのまま「見ても仕方ない」になっていたのだとも思える。
徳川家の厳しい監視の目をそらすために学問、遊芸、美術工芸を奨励した城下町「金沢」には「知的観光地」というちょっと旅情を削ぐ要素もないではなかった。
気軽に行くにはちょっと重厚すぎる歴史を持つ町「金沢」。
気合いを入れてからでないと旅立てない観光地「金沢」。
それもこれも「遠い」からこそだったわけだが、さほど「遠くない」となったら話は違うと思う。

で、こんなお知らせ。
僕の友人、坂本善昭(洋平ちゃんとしてFB上にしばしば登場)が関わっています。
どうぞよろしく。




2015年6月3日水曜日

『ブラームスとモーツァルトのためのタルトとキッシュ』


このレシピ集は思わずほほえみがこぼれてしまう一冊です。
わがFB友達の杉林俊枝さんはオーストリアのモーツァルテウム管弦楽団でヴィオラ奏者をされているのですが、リハーサルの休憩時、楽団員たちは自分たち専用のカフェを利用するのだそうです。
オーケストラ・カフェ。
そこにはいつも楽団員たちだけに作られる美味しい料理が待っているのです。
すなわち、リハーサルが行われる日の、休憩時20分しかオープンしていないカフェなのです。
楽団員らがわれがちにと急ぐカフェで腕をふるうのは自身も音楽の素養を持つアンネ・フランソワーズ・ロランツさん。
音楽のそばにいつもいたくて、彼女はこのカフェで腕をふるってきたのです。
彼女、アンネ・フランソワーズは2011年3月11日の東日本大震災と原発事故を知ると、自分の腕をなんとか日本のために役立てたい、と思われたのです。
彼女の作り出す味はすでに楽団員たちのお墨付きですから、彼女は迷わずレシピ集の出版を思い立ちます。
売り上げを被災地の方たちの役に立てて欲しい。
この本が楽しいのはタルトとキッシュの出来上がり写真と共に、モーツァルテウム管弦楽団の稽古風景や、楽団達の美味しそうな笑顔が随所にこぼれているところです。
レシピの日本語訳は杉林さんがつとめてらっしゃるので、とても解りやすいのが特徴。
ブームスはお好き?
モーツァルトは?
お好きな方も嫌いな方もちょっと手にとってもらえると幸いです。、
レシピ集のレイアウトを担当した羊毛フェルト作家の北原のりこさんが窓口をつとめてくださっています。
本の値段は2千円+送料 です。
nono-north@onyx.ocn.ne.jp 北原のりこさん宛に
「ブラームスとモーツァルトのためのキッシュとタルト」とお書きの上、お名前とご住所を書き添えてお申し込みください。
彼女から振込先と発送のお知らせが届きます。
とても楽しい本でしたので、紹介させていただきました。
この本が売れることを心から祈っています。
日本語版だけでなく、各国語版も出来るといいのにな、と思いました。
写真は『ブラームスとモーツァルトのためのキッシュとタルト』表紙(裏・表)と日本語レシピ集。