「ケン!!」
本当に耳障りなBlakeの鋭いひと声で僕の朝は始まる。
時計はまだ6時前。
メンドクセエナァー。
僕は二度寝を決め込むが年寄りの哀しさ、二度目の眠りはやってこない。
そもそも寝る体力がもう残っていない。
それでもすぐに起きて行くのは癪なので、蒲団の上でウダウダしていると、20分後、
「うー、ワン!!」
うなり声つきのひと声が家中に響く。
僕の寝室は二階。扉は閉めている。
玄関では少し苛立った「うー、うー」という小さな唸り声がしている。
「最初のひと声で目覚めたはずだ。いつまで下に降りてこない!」
というイライラが伝わってくる唸り声だ。
それにも知らん顔して、仕方なしの身支度を始める。
すると、僕が身動きし始めたのが判るのか
「キャン、キャンキャン」
と甘えた可愛い声で吠え始める。さっきまでの威張った声は何だ、といいたくなるような可愛い声なのだ。
既に彼の術中にはまっている。
だが、可愛いとは言っても耳に刺さるような鋭さは相変わらずで、幼くて声が出来ていない分、加減を知らない鋭さだ。
通常はこの甘え声で下に降りるのだが、その時、洗濯物を持って降りるのは日課だし、ゴミの日などは寝室と仕事部屋のゴミをひとまとめにする。
つまり、寝室を出てから多少の時間がかかる。
その時間に彼がやるのはこういう(写真のような)ことである。
イライラして、玄関にある物を咥えては放り投げる。
もっとイライラさせると靴をかじったりする。
ちなみにサンダルはおろして三日目くらいには大抵かなり深い歯形がついていて、わが家のサンダルというサンダルに齧った痕がある。
まあ、こんなに可愛くっちゃ何しても怒れやしないんだけどね。
本当に耳障りなBlakeの鋭いひと声で僕の朝は始まる。
時計はまだ6時前。
メンドクセエナァー。
僕は二度寝を決め込むが年寄りの哀しさ、二度目の眠りはやってこない。
そもそも寝る体力がもう残っていない。
それでもすぐに起きて行くのは癪なので、蒲団の上でウダウダしていると、20分後、
「うー、ワン!!」
うなり声つきのひと声が家中に響く。
僕の寝室は二階。扉は閉めている。
玄関では少し苛立った「うー、うー」という小さな唸り声がしている。
「最初のひと声で目覚めたはずだ。いつまで下に降りてこない!」
というイライラが伝わってくる唸り声だ。
それにも知らん顔して、仕方なしの身支度を始める。
すると、僕が身動きし始めたのが判るのか
「キャン、キャンキャン」
と甘えた可愛い声で吠え始める。さっきまでの威張った声は何だ、といいたくなるような可愛い声なのだ。
既に彼の術中にはまっている。
だが、可愛いとは言っても耳に刺さるような鋭さは相変わらずで、幼くて声が出来ていない分、加減を知らない鋭さだ。
通常はこの甘え声で下に降りるのだが、その時、洗濯物を持って降りるのは日課だし、ゴミの日などは寝室と仕事部屋のゴミをひとまとめにする。
つまり、寝室を出てから多少の時間がかかる。
その時間に彼がやるのはこういう(写真のような)ことである。
イライラして、玄関にある物を咥えては放り投げる。
もっとイライラさせると靴をかじったりする。
ちなみにサンダルはおろして三日目くらいには大抵かなり深い歯形がついていて、わが家のサンダルというサンダルに齧った痕がある。
まあ、こんなに可愛くっちゃ何しても怒れやしないんだけどね。
ちなみに写真ではまだ夕べのご飯がほぼ口もつけずに残されていますが、コレは散歩から帰ると空になります。
朝ご飯はダラダラと少しずつ食べて夕方には空になります。
そんな訳で日によって食の細い日はあるものの結構食べるようになりました。
「愛犬元気」をやっていたのですが、ある日、「ペディグリー…」を上げましたら「愛犬…」を残すようになりました。
40円の差で旨さが違うようです。
量販店で一番安かった「ユニーク」は全く見向きもしなくなり、大量に余ったまま物置の隅にいます。
まあ、こんなに可愛くっちゃエサ代がいくらかかっても勿体なくないんだけどね。
朝ご飯はダラダラと少しずつ食べて夕方には空になります。
そんな訳で日によって食の細い日はあるものの結構食べるようになりました。
「愛犬元気」をやっていたのですが、ある日、「ペディグリー…」を上げましたら「愛犬…」を残すようになりました。
40円の差で旨さが違うようです。
量販店で一番安かった「ユニーク」は全く見向きもしなくなり、大量に余ったまま物置の隅にいます。
まあ、こんなに可愛くっちゃエサ代がいくらかかっても勿体なくないんだけどね。
って、同じ口調でわざわざ二度繰り返し。溺愛状態でございます。
ロンドンの貧民窟で生きてきた「腕っこきドジャー」みたいな奴なので値段や味の高低や不味美味にはどうも敏感みたいだ。
飼い主の扱い方もよく判っているようで、そこがちょっと鼻持ちならないとこかもネ。
って言いながら実はコレも自慢してんだけどサ。
ロンドンの貧民窟で生きてきた「腕っこきドジャー」みたいな奴なので値段や味の高低や不味美味にはどうも敏感みたいだ。
飼い主の扱い方もよく判っているようで、そこがちょっと鼻持ちならないとこかもネ。
って言いながら実はコレも自慢してんだけどサ。
つい先日咲いたばかりの桜。もう、葉桜となっています。
僕はこの色の方が好きかもしれない…、と思い始めました。