どうも調子が上がらない。
昨日は血圧が上がったまま下がる気配が無くて午後3時頃から蒲団に入ったままになってしまった。
降圧剤は常時服用しているので、上がったまま、というのは最近はなかったことなので、ちょっと動揺してる。
6時からマンションの理事会の予定が組まれていたが、欠席させて貰うほどの調子悪さ。
睡眠薬を少し多めに飲んで9時頃、寝付いたと思うのだが、午前2時前には目が覚めてしまった。
冷やし中華を作って喰った、しかも二人前。さらにしかも、これでは中一日おいての連日メニューではあるまいか。オリジナリティの乏しいこと。
ただ、こんなことでもしないと卵焼きなんて一年に一回も喰わずに過ごしてしまう。まあ、別に卵なんて喰わなくてもいいんだけどサ。
昔は書くネタがないととにかく外に出た。出さえすればネタは見つかった。
今はなるべく外に出ない。イヤ、ちっとも出たくない。引きこもり老人になりつつある。
なので、書くことがない時は実際に何もない。
字幕付き映画が見られなくなっている、ということくらいかな、引っかかったニュースは。
これも既に前に書いている。
この頃の子は字が読めない、文字から連想がふくらまないので、読めたとしても意味が解らない。
だから洋画を見る客は当然減るのだと。
その通りになって、一昨年は洋画の観客数を邦画の観客数が上回った。
去年はまた逆転して元に戻ったけど、ヒットシリーズの上映があったからで、実は吹き替え版の方に客が入っている。
世界的にも吹き替え版の方に客が入ってるのよ、なんて訳知り顔で言う人もいるが、教育を受けられなかった人たちが客になってる他国と比べて、国民皆教育の国で吹き替え版の方が客が入るなんて恥ずかしくない?
まるでアメリカに不法入国したメキシコ人みたいだよ。
出稼ぎのために国を出た人たちが故国恋しさに自国の言葉への吹き替え映画を見るのとワケ違うんで、字幕が読めない、読めても文字の意味が解らない、という若者が多いことの方を重要視すべきなんだ。
ある会社で「通常との差異が認められた時は機械の操作を停止せよ」という注意書きの「差異」という字は読めたけど、「差異」の意味が解らなかったので機械を止めなかったために100万円の損害を出した大卒がいた。
会社が不安に思い新入社の10人に調査したら全員意味が解らなかったので、これでは1000万の損害が出る、と知って、会社は今、大卒社員に中学生の漢字ドリルをやらせてる、って話がある。
それが日本の現実だ。
渡辺謙も工藤夕貴も若者ってほとんど知らないのよ。洋画見ないから。
日本人がやっと海外に出て活躍できるような時代に入ったと思ったら、次代を担う人材たちは外国になんか興味がなかった、ってわけ。
日本で頑張ってれば外国の方から逆に引きが来るケースもたしかにあるので、まあ、国内でシコシコやってりゃいい、って分野もあるわけだけどサ。
そこでは海外に出るために流した汗の尊さは忘れられてるので、先人に対する尊敬心も全然ないしサ。
なので、どんな先人たちの努力があって、海外からその分野に引きが来るようになったかも考えてない。美味しい汁だけ吸うわけサ。
「移民」のことなんて興味もないから「移民切手」のデザイン問題が、なんてニュース、ニュースそのものの意味が解らなかったらしいよ。
「移民?」「切手?」「ブラジル?」「なにソレ?」という感じみたいよ。
時代が進むにつれて日本人の島国根性は逆に助長され始めてない?
その内、「鎖国」でも始めるんじゃないかと心配だけど、「アメリカン・アイドル」の踏み絵をやらされる前には死ぬつもりなんで、まあ、イイヤ。
って、年寄りはこうしてどうせ先に逝くんだから、というのを理由にして物申さなくなるのよね。
7 件のコメント:
うちでは「字幕が読めない子ども」という記事に最初に反応したのは長男でした。
「お母さん、映画の字幕がなくなりそうだよ!吹き替えばっかりになるかも。字幕だっと字数が少なくなるみたい。漢字が読めないし意味もわからない人が増えたんだって!」と。そして、「つまんなくなる~~」と騒いでいなした。そういう子どもだっているのにねぇ。。。何ですけれど^^;
私達が小さい頃は「奥様は魔女」や「バットマン」
「宇宙家族ロビンソン」を観て育ち、ラジオ番組でも
歌謡曲のベスト10番組と同じぐらい洋楽ベスト10
番組もありましたね、
小6の時に「ヒット・アンド・スリル」や「キャッ
チ・ザ・ヒット」を聴いて洋楽に詳しい事を自慢していたら、友人は『僕はFENしか聴かないんだ!』と
言われて負けたことがありましたけど、
当時は若い人達の心の中にアメリカやヨーロッパに対する憧れが、今よりずっと強かったと思います。
社会がそうだったから私達も西洋(死語?)に対する憧れも強くなったし、私達の憧れが強かったからマスコミでもそういったメニューを用意してくれました。
雑誌ポパイの「一冊丸ごとLA特集」なんて喰い入るように読みましたっけ。
だから洋画を吹替えで観るなんてダサかったのです。
だから、次世代に英語がこなせる国際的な人間に成って貰うために、マスコミや社会が外国の番組や文化をもっと積極的に取り入れて貰えないでしょうか?
外国はカッコイイ!、外国語はカッコイイ!
外国でカッコヨク活躍するために日本の文化も、漢字の意味を覚えることもカッコイイと思うようになれば
自然と教養ある国際的な若者も増えるかも・・・。
超楽観的な意見でした。
近頃の漢字読み当て番組でかなりの人が難しい漢字を読めるようになったと思いますが、
かぜさん、お見舞い申し上げます。
体調が戻りましたら、是非、街に出ましょうね。
近頃のあなぐまは、穴を出て仕事で東京へ行くのが楽しくてしょうがありません。
日本女性の睫毛っていつからあんなに長くなったんでしょう?
映画は、字幕の方が好きです。吹き替えは、どうしても微妙なニュアンスが違ってきてしまう様に思えます。
「字幕が読める子ども」が増える為には、「もっと活字に触れる子ども」が増えてくれないと・・・。読書の大切さを、ちゃんと教える教育になって欲しいですね。吹き替えばっかりの映画になったら、日本の明るい未来は見えなくなります。
日本は平和で豊かな国なのに、とても貧しい国になってしまいそうで、何だか悲しいです。
かぜさん、血圧正常に戻ると宜しいですね。
季節が行ったり来たりのシーソーゲームをしている今日この頃です。どうぞご自愛下さいませませ。
与太郎さん
とうとう私にも出来ました!きっと大丈夫ですよ~*^^*
らんまるさん
ブログ設定ありがとうございました。
(ちょっと遅い・・・^^:)
まず大人に現れていた現象が子どもに伝わって
きていると思います。
タムタムさんのいうように微妙なニュアンスが
違ってくるとは分かりつつ(ホントか?)も、
とりあえず字幕の文字を追わなくてもよい、
聞こえてくる方を選んじゃう方もけっこう出て
きてるようですね。
自分周りで少なくないです。そういう40歳前後。
映画やドラマの中身に対しての想像力も段階経て
鍛えてこなかったツケ(創る側の罪もある)で、
明らかに想像力に乏しい鑑賞しかできない人も
少なくないようです。
でもねぇ、さんがつさんのいうように、鑑賞する
ということに対して、普通の段階を経ていこうと
している中高生もいるンです。
読めない字があるから、分からない意味があるか
らいいんですけどね本当は。それをスクリーンの
上に映し出されたものと比較していろいろ想像す
るわけで。
学力が親の経済力にだけじゃなくて......どうやら
想像力も親の想像力に比例するのかな。
かぜさんが、人生変えないラジオでおっしゃって
いた「バカの子は...」という言葉が思い出されて。
でも、子どもの周りの大人は親だけじゃないから。
げっ!文字確認8文字かよ!
大人なら忍耐、忍耐!
今日は布施明の曲名?… などと、また本文と関係ないところで反応してしまったり。
「字幕が読めない」のは吹替えに慣れてしまったからなのかな。字幕の字を追いながら物語を見るのではなく、聞こえた通りにそのまま見てるというか。考える手間を省くというか、楽な方を選んでいるのかな。
名声優(アラン・ドロン⇒野沢那智、エディ・マーフィー⇒山寺宏一など)とかいますけれど、基本的に自分は俳優さんの声も味わいたい人なので字幕が好きです。声優さんも元の俳優さんのイメージを壊さないようには勤めてらっしゃると思うのですが。
アメリカ映画なら英語(アメリカ語)で、フランス映画ならフランス語で…と、異国の雰囲気を味わうのも乙なものだと思うのです。言葉がわからなくても映像で通じるものがある、映画はそういうモノであったんじゃないかしら。私たちの感受性は吹替えして翻訳しないと、日本人なのに日本の文字も通じなくなってしまったのかな。寂しいなぁ…
海外旅行に行く若者も減っているそうですね。
みんな冒険したくないのかしら。
将来の夢が公務員だなんて、???
夢のない親が、夢のない子どもにしてしまっているのでしょう。
みんな、ラクな方へ流されている、、、
私も本来は映画は映画館で、もちろん字幕派です。
あの字幕の独特の書体が好きなんです。
でも、ここ数年は、
主に経済的事情でレンタルしたり、
図書館を利用したりしていまが。
深夜、家のテレビ画面で観るときは、
吹き替えの方がラクです。
目が悪くなっていることもあって。(老眼のせい)
特に「ER」は吹き替えで見始めてしまったせいか、
声優さんの声の方に愛着を感じています。
店主さま、お加減いかがですか。
お大事にお過ごしください。
初めて字幕スーパーの外国映画を見た時は中1だったと思いますが、すごい大人の気分でした(笑)。やっぱ字幕で見なきゃ本物の映画じゃないような気がしました。
でも、うちの娘(23歳!)もご多分に漏れず字幕が苦手!
早すぎて読み下せないらしいです。
確かに最近は字幕の字数が多い感じはしますが、読みきれないほどではないです。
やっぱ、これは読解力の問題!?
う~ん、確かに娘は読書が苦手ですなぁ・・。最近のわかり易いドラマは夢中で見てますが、ちょっと想像力を要する映画なども苦手です。
これはやっぱり親の責任か・・。
しゅーん。
でも、私も映画や読書の楽しさを知ったのはほとんど最近!と言ってもいいので、
遅咲き(爆)の娘にちょっと期待です。
コメントを投稿