「花祭り会場にケシ数十万本=ポピーの種に混入か-下妻市の公園・茨城」
夕べ、そんな記事がネット上に流れていました。
夏の花…芥子(ケシ)。
美空ひばりさんの人気曲、 昭和26年2月発売の『私は街の子』には、「窓に灯りがともる頃にいつもの小道を歩くと、赤い小粒の芥子の花があの街角でひらいてる」と歌われています。
現在では熟す前の実が阿片の原料になることから栽培が禁止されている種類もある「芥子の花」。
昔はそこら中に咲いているポピュラーな花だったことが判ります。
今回のは「アツミゲシ」という種類だそうですが、以前、栽培禁止種の「ソムニフェルム」とかいうケシを確かめようとしたら、ほとんどの本から削除されていて、とうとうあきらめたことがありました。
栽培されては困るから資料としても扱わないのか、栽培が禁止されて絶滅したはずだから外したのか、軽々に判断はできません。
でも、既にいないのに『恐竜図鑑』などはあるわけで…。
芥子の花。
学校の帰り道にケシ畑がありました。きれいな花でしたねぇ。
紫にピンクを加えたような薄い極上の和紙をクシャクシャッと丸めて、もう一度、丁寧に開いて、しわを指の腹でなぞるように消すと、その花になるような、妙にそそる花でしたよ。
なんか、イケナイ花なのだとは判りましたね。
当時は栽培禁止になっていなかったので、堂々と畑に咲いていたわけですが、イケナイものは子供ごころをもとろかすイケナイ香りをそのカラダ全体から放っているのだ、ということを僕の防衛本能は既にキャッチしていた。
栽培禁止、と知った時、ホラね、と思いましたもの。
4 件のコメント:
おはようございます。
雨ですねぇ・・・
お仕事に行く気がしません・・・が行かないわけには行かず・・・
芥子の花、本当に怪しげな雰囲気がありますね・・・
あの大きな薄いひらひらと人を誘うような花弁。。。
でも不思議なことに怪しげじゃない芥子の花もあるから、この花はきっと人を魅了するのでしょうか。
昔、昔、フランスのド・ゴール空港からパリ市内へ向う道路の脇に、赤いかわいい芥子が沢山咲いていたのを思い出しました。
案内の人に聞いたら「コクリコ、ひなげしですよ」と教えてくれました。
アグネス・チャンの歌にある、あのひなげし。
そしてこの季節、日本の路傍にはオレンジの小さなかわいい芥子が咲いています。
いずれにしても「芥子の花」はひとをそそる不思議な花ですね・・・
おはようございます。今日も寒いですね。
ニュースで見ました。自分が知っているオレンジや黄色、赤、ピンク…の「ひなげし」とは違う薄紫色した妖しげな花でした。毎年開催されているらしい「小貝川フラワーフェスティバル」ですが、なんで今年に限って間違えてしまったんでしょう???そんな花の種は一体どこから仕入れてくるのかも不思議。
店主さまは、菜の花畑(ラジオの話)といい、ケシ畑といい、なんか妖しいものオーラに敏感なのかなぁ…と思いました。
食いしん坊の自分は「アンパンの上に付いている芥子の実は、大丈夫なんだろうか」と、ふと不安に思ったりもしました。
ポピーという名前も可愛いイメージですがもともとは芥子なんですね・・。
私の街でもポピー祭りがあります。ポピーの花もいっぱい咲いてます。今回のことで「うちの街は大丈夫か?」と確認した市区町村はたくさんあるかもしれませんね。
ケシで思い出す映画「オズの魔法使い」では、ケシ畑に入ったドロシー一行が次々に眠り込んでしまいましたが、生物でない「ブリキマン」だけが平気でした。
ケシというだけでなんとなく怪しい魔力を感じてしまいます(笑)!
「コクリコ」って芥子のことだったんだ~、アプリさん。知りませんでした!
芥子というと怪しいがポピーとかひなげしだと怪しくないですよね。
しかし、どうしてあの種が混ざったのか?
原産地が中国である臭いがします。
誰も騒がないよね~って、中国でも禁止されてるはずじゃないの?って思った次第です。
書き込めるか~~~!チャレンジ!!
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