2009年12月15日火曜日

泣くBlake



最初の写真7.5kgから8.0kgにまで大きくなったBlake近影
「鳴く」でなく「泣く」Blake。
Blakeは僕が出かける時、近所にはばかられるほどの声で泣く。
最初は低い声ですすり泣き、やがて切なげな声で泣く。
そして10mくらい離れると母親が視界から消えた時の幼児のような不安げな声で火がついたように泣く。
その内、近所に僕が折檻でもしているのではないかと間違われるような「キャンキャン」と高い声にかわる。
「鳴いている」とか「吠えている」のとは明らかに違う悲しげな声で僕が思わず足を止めてしまうような泣き方だ。
これまでは僕の姿が視界から消えるまでで済んでいたのだがこの頃は僕がその声を聞いて引き返してくることを期待しているかのようにいつまでも泣いている。
近所に住む妹夫婦が心配してやってくるほどだが、Blakeは彼ら夫婦にもなついているので彼らの去り際には同じような事態が起きる。
玄関の中に入れておこうとすると渾身の力で外に出ようとするので外出には時間がかかる。
しかも彼は紐が邪魔で戸が完全に閉まらないように中途半端にしか家の中に入らない。結構往生するのだ。
で僕は長い時間、家を空ける時はこっそり勝手口から家を出るわけだが、この場合だけは観念して諦めてくれる。
だが、近所に出る時は必ず自転車が必要なのでこればかりは玄関から引き出さないわけには行かず、相当言い聞かせてから自転車に乗る。
だが、家の角を曲がった瞬間にもう泣き出してしまう。
今では泣いている時間をなるべく短くしようと、行く先がどこであれ、すぐに家の角を曲がる方法を取っているのだが、どうも打つ手がない。
彼が大人になるのを待つしかなさそうだ。その頃にはフィラリアの虫も身体から消えてくれるだろうし。

ご近所の皆様、そんな訳で僕、犬を虐待しておりません。
犬の手玉に取られているだけですので、声のやかましさだけ、ちょっとご勘弁くださいまし。

5 件のコメント:

isoji さんのコメント...

かぜさん、”鳴く”じゃなくて”泣く”だなんて、Blake君に完全にやられちゃいましたね。

犬は色々な事を自分なりに理解?納得?して習慣として受け入れるような気がします。
泣けば大好きなあの人がすぐに戻ってくる、あの角から振り向いてくれる、なーんて覚えてしまったらこれから先も大変になるのでは・・・。

とはいえ、よそ様のこと故実害もなく、ほほえましく楽しませていただいてます。
時々画像が入ってすんごくうれしいです。
Blake君のまたの登場楽しみにしています。

isoji さんのコメント...

二度目の登場、すみません。
画像をクリックしたらとても大きくなって、
Blake君をいい子いい子できました♡

8kgってなかなかいい大きさですね。
まだ抱っこできるし・・・

あくび さんのコメント...

とっても甘えん坊さんですね、Blake君は。
このショットはかわいいです。
早く、お薬がいらなくなるといいですね。
そのせいで食欲がなくなってしまうのでは可哀想。

私もクリックしてみました。
画面に入りきらないくらい大きくなって、
かぜさんの愛情を感じます。

heco さんのコメント...

来た時と、顔つきが変わってきましたね。
あの頃は、不安げでしたが、今日は
「僕、かわいいでしょ?」と言っているかのようです。

可愛いです!とお伝えくださいませ。

もう、かぜさんも後ろ髪、引かれる思いでの外出。なんか、思わず、その場で帰って抱きしめたくなりますよね。

寒くてお散歩も大変でしょうが
blake君の為に、頑張って下さいませ。

むつらぼし さんのコメント...

かわいい!実にかわいいです!!
こんな子に泣かれたらメロメロですねー。
かぜさんの真綿のような愛情をいっぱい受けて、めいっぱい甘ったれになってるような顔ですね。
でもますます可愛がってしまう気持ちが痛いほどわかります。

早く虫退治?がおわるといいですね。