2013年7月8日月曜日
上野動物園
先週、清須さんのご紹介でスタジオライブを聴かせて戴いたアルパ奏者の藤枝貴子さん。
彼女が今日、1時から上野公園内で路上ライブをやるというのは録音の際、聞き知っていた。
なんとうまいことに、次回の黒瀬対談のテーマは「動物園」としていたので、久しぶりに上野動物園に行っておこう、と決めた。
で、すぐにみんちゃんに連絡した。
みんちゃんは35年くらい前からの知り合い。ボランティアで上野動物園の案内係をしていたほどの動物通である。
みんちゃんとは僕のサイトの掲示板でやり取りしたので、この動物園ツアーに加わってくれる人が他にも現れて都合6人での見学となった。
ま、マニアのみんちゃんらしくキジ舎から始まったツアーはパンダ舎を経てから徐々に不人気動物を見るツアーの様相を帯びて行った。
ゴリラ、ライオン、虎、はまずまずのスターだが、何せ今日の気温が尋常でない35℃超。動物たちも壁際の、なぜか見えにく~い一画に身を寄せてグテーッとしてる。
木の根と同色化してるのや草のなかで眠っているのをやっと見つけたり、と展示動物を観覧するというより発見しなければ見る楽しみも味わえない、という奇天烈ツアーになって行った。
そんな訳で80分近くがアッという間に過ぎて、気がつくとKuroさんの大好きな「マヌル猫」を見てない。
それだけは見ておかなくちゃ、と思ったのだけど、なんと猫ちゃんは僕らのいる「東園」でなく「西園」にいるのだった。
長い長い(多分、僕以外の人には長くもなんともないんだろうけど)下り坂を膝をきしませながら下りて、やっと「マヌル君」に対面したところでタイムアップ。
急いで上野公園に移動した。
今日は大道芸日和なんでしょう、見事なジャグリングを見せる青年が人を集めていた。
藤枝さんの演奏は小高い丘の上。
顔面だけの上野大仏の横で行われていて、「お茶会と音楽」という看板通り、客には干菓子とお茶が振る舞われた。
ここからは今週土曜日の僕の番組でも紹介しているので是非お聴きいただきたいのだが、と前置きして…。
藤枝さんの奏でるアルパという楽器はハープの仲間でありながらクラシック臭の薄い楽器でパラグアイにおいて民俗楽器として完成した。
踊りの伴奏に使われることが多かったことから路上で演奏されることも多く、今日の演奏スタイルはこの楽器の本来の姿に近いらしい。
この楽器が音を出し始めるとパラグアイでは踊り出してしまうケースがよくあるらしいのだが、ここ上野の山では藤枝さんの奏でる『島唄』にカラスが反応してしまい、大合唱を始めてしまった。
あちこちから飛来してその数10數羽。彼らは一緒に歌ったつもりなのだろうが本来が悪声。喧しいだけだった。
『コーヒールンバ』『白ワイン』…。
南米パラグアイに思いを馳せる數十分はアッという間に過ぎてしまった。
写真は藤枝さんと娘さんを挟んで動物園ツアーの仲間たち。
上野駅横の食堂兼喫茶室のような食い物屋さんで昼食とお茶。
皆さん、暑い中、お疲れ様でした。みんちゃん、ご案内ありがとう。
藤枝さん、お疲れ様。そして楽しいパフォーマンス、ありがとうございました。
この環境で演奏を聞いてからの番組収録がベストだったなあと後の祭の後悔も…。
と言っても、参加された方の半分がFBやってないんだよね。
で、こちらにもアップ。
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2 件のコメント:
暑い中ありがとうございました。
お疲れさまでした。
かぜさんのおかげで、図らずも涼しげで美しい音色にもありつけました。
楽しい一日でした。。。
かぜさん、皆さん、
昨日はお疲れさまでした。
早々のアップ、さすがです。
動物園の感想やら雑感やら、思いながら、
間に合わず、すみません。
この、スピード感が大事ですね。
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