2016年11月9日水曜日

『かぜ耕士博覧会』ピ~ンチ!

『かぜ耕士博覧会』ピ~ンチ!

ま、この手のイベントは3~4回目にピンチが来る、などと言ってたら、やっぱり恐ろしい事態が訪れました。
告示後10日。申し込みが定員の半数にも足りません。
コレまでは数日で満席になり、直前に辞退者がある、というのが常態だったのですが、ちょっと今回はピンチ。
「博覧会」の意味がわからない、という意見もありますが、映画を話の糸口にして、まあ、「かぜ耕士の全部見せます」と言うことですね。
なので1回目は「好きなモノ」として「映画・相撲・歌」からどうしても僕が惹かれてしまうB面スターについて話しました。
2回目は「子供時代を考える」として「キッズ映画」
3回目は「なりたかったモノ」として「ダンサー」を扱いました。
今回4回目は「もしも二度目の人生があるなら」として「親子」を扱います。
「親子」は僕にとっては避けて通れぬテーマで、作品選びにも手間取っています。もしかすると映画の感想より、僕の人生の方が強烈になってしまうのを懸念しています。
見直した映画、これから見直す映画は以下の通りです。

①ホームレスになりながら子供を守ろうとするウィル・スミス親子主演の『幸せのちから』
 同じ監督がラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライトで描く『パパが遺した物語』

②親になりたかった男性ゲイ・カップルとダウン症少年の悲劇『チヨコレート・ドーナッツ』
 精子提供で子供を得た女性ゲイ・カップルの子供たちが、提供者である父に会いたいと言い出す『キッズ・オール・ライト』

③娘ジェーン・フォンダが、不仲だった父ヘンリー・フォンダにアカデミー賞を獲らせるべく奮闘し、結果名作に仕上げた『黄昏』(共演:キャサリン・ヘプバーン)

④今回のために見つけ出した日本未公開作『サスペクツ・ダイアリー』(原題The Adderall Diaries/2015年)
かつて父親に虐待された苦い体験を持つ作家が、とある裁判を傍聴していく過程で、自らの過去と和解していくさまを、ジェームズ・フランコの主演と共同製作で綴った人間ドラマ。WOWOWで日本初公開。

⑤炭鉱夫の父が上の息子に言う。『俺たちは将来さえ夢見たことはなかった。あいつと一緒に俺も夢が見たいんだよ」。名作です。『リトル・ダンサー』

①知的障害を持つパパ。でもそのパパを大好きな娘『アイ・アム・サム』

⑦アメリカ大統領選の大票田であるアイオワを舞台にアメリカの夢を描いた大人のためのファンタジー『フィールド・オブ・ドリームス』

⑧死に行く父の若き日のホラ話の中に人生の輝きを知る息子のファンタジー『ビッグ・フィッシュ』

⑨主役4人のバックグラウンドは親子問題である。『スタンド・バイ・ミー』

⑩母と子の物語であったか? それとも父と子の物語であったか?
『エデンの東』

⑪30年の時をこえ、初めて解り合える父と子の傑作ファンタジー『オーロラの彼方へ』

⑫映画が終わった瞬間忍び泣く以外にない切なくリアルな佳作。『サラエボの花』

⑬どうしましょう?『ライフ・イズ・ビューティフル』

⑭ベタですが『ロレンツォのオイル』

⑮『マイ・ルーム』『ギルバード・グレイプ』もありますが、どうせレオちゃんを扱うなら継父の意地悪に耐え抜く『ボーイズ・ライフ』を選びましょうか? デ・ニーロの意地悪演技がよくいるセコ親父で絶品です。

⑯近未来モノなのでどうしようかな、と思案中。『インターステラー』

⑰『ゴッド・ファーザー』。親子モノなのかファミリーモノなのか、見定め中。これをOKにすると家族モノもOKになっちゃうので収拾がつかないかも。

⑱コレも今回用に発掘。大女優でペプシコーラの副社長だったジョーン・クロフォードの養子との関係を描く『愛と憎しみの伝説』

⑲野球スカウトの父の晩年を描いた『人生の特等席』。

⑳『クレイマー、クレイマー』
 『6歳の僕が大人になるまで』
 『砂の器』

『マイ・フレンド・フォーエバー』
 『東京物語』
「かぜ耕士博覧会」は

日時 11月27日(日) 13時30分~15時30分
(受付は13時15分より)
会場 「上野桜木あたり みんなのざしき」 
(台東区上野桜木2-15-6)
料金 1500円
定員 20名(満席になり次第締め切らせていただきます)
企画・主催  K+(担当 津布久)
*映画の上映はございません。
お申し込みは kazesan713@gmail.com までメールにて、
お名前、ご連絡先電話番号をご記入のうえお申し込みください。
折り返しご連絡差し上げます。

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