今日は授業のあとに西武池袋線中村橋に移動。
駅から3分、練馬美術館の隣のビルの喫茶室で藤島新さんと打ち合わせでした。
新さんは清須さんと同じくNHK-TV『ステージ101』のメンバーだったのですが、勿論、当時はすれ違ったことさえありませんでした。
僕はその番組に『涙をこえて』という歌を書いた、という以上の関わりはなく、出演者たち(すなわちヤング101)との関係は極めて稀薄なものでした。
2001年にNHK『思い出のメロディ』で相当数の「ヤング」たちが集結。それが2003年の「ヤング101」復活コンサートへと広がって行く時、構成の井上頌一さんから手伝いを要請されて彼らとの付き合いも少しずつ深まって行ったのです。
それをきっかけにメンバーそれぞれのHPなどを覗かせてもらっている内、少しずつ人となりにも触れることとなったのです。
新さんにはコンサートの数ヶ月後に1度お会いしていたのですが、僕は彼のHP(と言っていいのかよく判らないのだけど)のBBSを読むのが好きでした。
彼は時折、映画について書いていて、いつも、なんだか良いテイストの作品を紹介していました。
ン? ちょっと観てみようかな、と食指をそそられることが多くて、そのチョイスのセンスに感心してたりしたのです。
ある時、『デブラ・ウィンガーを探して』というドキュメンタリー映画について書かなければならない事態が起きました。
確かめたいことがあって、Amazonへの出品者から急いでDVDを購入したのですが、なんとこれが全く映らない。再生機3台全部ダメ。PCでも失敗。締め切りは迫ってる。
誰かこれを持ってるって話、どっかで読んだか聞いたかしたよな。
このところ、気にして読んでたネット上の映画情報ってどれだっけ、と思ったらすぐに新さんのページが思い浮かんだのでした。
早速、電話させてもらい、借りて、事なきを得たのですが驚いたのはその対応の速さ。感謝と共に僕は尊敬の念すら抱いてしまった。尊敬ではどっか感じが遠いので「敬愛の念」と言い換えるべきかも知れない。ま、ファンになっちゃったのですね。
で新企画を立ち上げるに当たって、なんか藤島さんとやりたいな、と思ったのだ。
そうそう、僕はスマホを使うようになってから、原稿を書くときには決してしないローマ字打ちをしてるので簡便に済ませたいというだけの理由でFB上では「新さん」と馴れ馴れしく言ってるのだけど、会うときはちゃんと「藤島さん」って言ってる。時々は「新先生」とも言ってる。
と言うのも新さんは歌手であると同時にフラワー・アーチストとしても多忙で何人ものお弟子さんがいる。「先生」と呼んでなんの不思議もないお方でもある。
新さんのFBには時々、仕事上不可分な花の写真が載ることもあるんだけど、実は硬派な政治ネタが紹介されていることが多い。
紹介の振りを読んでいて、今の日本の音楽からはメッセージが消えてしまったな~、思うことが何度かあった。
今、必要なのって、メッセージ精神じゃないのかなあ、とふと、考えた。
新さんと「メッセージソング101」なんてコーナーをやってみたいなあ。そう思った。
黒人霊歌の中にある棉花摘みの歌や、ウディ・ガスリーの砂嵐難民のブルースを経て、ピート・シーガー、ボブ・ディラン、PPM、ジョーン・バエズ、下ってブルース・スプリングスティーンやトレイシー・チャップマン、カニエ・ウエスト、レディ・ガガなどのフォークソング以降のメッセージソングの流れや、そこから派生した日本の優れたメッセージソングなど紹介したら101曲はすぐ見つかるんじゃないのかなあ。
そこに新さんのその歌への感想が加わったらかなり面白いものになるんじゃないかな…、なんて考えた。
でも、折角、新さんに出てもらうのだから「101」ファンにも聞いてもらいたい、という損得勘定は当然あった。
で、ヤング101出身者の歌を「1週1アーチスト」ずつ紹介してみたいな、とも考えた。
現役を張り、新しいCDを皆さん作ってらっしゃるのに、一度もどこでも紹介されないなんて勿体なさすぎる。どれほどの宣伝効果があるのかはまだ未知数だけど僕はそれを紹介したいと思ったのだ。5曲くらいは必ずかけられるもの。
それにはその関係者がパートナーとして絶対に必要なんだ。
だって、僕がある日突然、ヤング101の楽曲を1時間丸々かけ始めたらあまりに唐突でしょ?
で、新さんにパートナーをお願いした。
新さんのシンガーとしての存在も印象づけられるし、ちょっと硬派なテーマにも取り組んでもらえる。
僕が「こんなことしたい」と言ってるだけなので、僕だけが暴走してるだけなのかもしれないんだけどま、1回手合わせしてみれば手応えは得られるのじゃないか、と妄想している。
これまでは喋り続けるだけ、の番組作りしかして来なかったんだけど新さん清須さん、kuro-sanの助けを借りて音楽番組をやってみよう思っています。
リニューアル1回目の録音が済んだら改めて報告させてください。
打ち合わせの途中で激しい雨と突風がありましたが、番組の方は順風が吹いてほしいと願っています。
2 件のコメント:
ものすご~~~~く楽しみにしています。
私が店主さまのお名前を知ったのは
大好きだった番組の名曲「涙をこえて」の作詞者でした。
次が、定期購読雑誌「FAIR LADY」の好きなコーナーの執筆者、
それから「たむたむたいむ」のパーソナリティー… です。
小学生の頃にワクワクしながら聴いていた番組の
いろんなお話や懐かしのメロディーが再び流れるのも楽しみですし
今でも現役でご活躍されている方々のお話や新曲を聴くことができるのは
更に幸せ、この上ないことです。
新番組の名称がどうなるのか…にも期待しております。
すごくすごーく楽しみです。
101の知らなかったお話も聴けそうです。
101の復活コンサートの時は
まだこちらのサイトに来て間がなかったのですが、
かぜさんとヤングのみなさんや、たむたむサイトのみなさんの盛り上がりが伝わってきて、すごいなーと思いました。
藤島新さんの「愛の限界」持っていました!
でも私が持っているよりはアプリコットさんにぜひ差し上げたくて、
ずうずうしくもプレゼントしてしまいました。
アプリさんももちろん持っていらっしゃいましたが、
喜んで受け取ってくださいました(#^.^#)
・・という思い出もあります。
かぜさんと新さんのお話、楽しみです!
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