2013年6月29日土曜日
06月22日 『どこかでラジオが』2013年6月29日 第5回 放送分
FMさがみ で毎週土曜日 Pm.11:00~12:00に放送されているかぜ耕士の『どこかでラジオが』。
今日はその第5 回です。
お便りと音楽の一時間。
今日は番組のテーマ曲として使わせて貰っている『流れ星』でお馴染みの
ハックルベリーフィンを特集します。
送り先を間違えた1曲の歌が回りまわって僕の番組へ。
そのまま僕の番組の人気曲となった『流れ星』で知られる息の長いアマチュア・グループです。
アマチュア? そう呼ぶには不思議感のあるベテラン・グループ。
しかも在京キー局でリクエスト曲がかかってしまったこともある「有名人気アマチュア」です。
ぜひ、リアルタイムでお聴き戴くことをお勧めします。
曲は
①流れ星
②僕たちのTime Frame
③DOWN TOWN DOWN
④携帯電話のなかった時代
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
http://www.fmsagami.co.jp/simul/index.html
サイマルラジオからリアルタイムでお聞き戴けます。
スマホなどでは「Tunein Radio」という無料アプリがかなり良い音で聞けます。
iphoneにもFMを聴くのにとても良いアプリが有料ですがあるようですが、「Tunein Radio」もインストールできるようですので、是非、1度お試し下さい。
放送を聞き逃した方もブログ『かぜ耕士の人生を変えないラジオ』
http://redondowind.seesaa.net/
やyoutubeで聞けます。
youtubeでは「作成者:邦義清須」をclickすると過去の放送一覧が表示されます。
youtubeへのup作業は清須さんのご厚意です。感謝!!
今回の楽曲はそのままお聴き戴けます。
ハックルベリーフィンの歌声を楽しんで下さい。
Web RadioとYoutubeへのupは明日以降の作業となります。
6/28 録り直し
今日はkuroさんと7/6日分のラジオの録音。
5曲掛けるはずが3曲しか掛けられないほど話し込んでしまった。
しかし、実は明日の放送分で大失敗をしておった。
で1本丸々録り直したんだけど同じことをしゃべっているという恥ずかしさからなのか、予定の時間内に曲もお便りも入りきらないという事態を招いてしまった。
なんかいつまで経っても上手くならんDJだワねぇ。
写真はkuroさんと。
もう1枚は、TVをやってた頃は打ち合わせの帰りに必ず食したTop'sの(正確にはサクソンの。Top'sでお茶飲みながらカレーを頼むと隣のサクソンから運んできてくれた。TBS会館の取り壊しと同時にサクソンが失くなっちゃったってこと? 真相は知らない)ポークカレー。
最後に食べた頃は1,500円位したと思うけど1,100円と妙にリーズナブルな値段になっていた。
ご飯の量も最初から指定する形になっていて、5種類ほどあった福神漬けなどの付け合わせもピクルスだけに変わってた。
で、懐かしさはちょっと失われていた。
自分への褒美としての役割はなくなったかも…。
2013年6月28日金曜日
6/25 アメ横女学園
GMT47埼玉出身アイドルの入間しおりちゃんは東武東上線を使っている。
僕の使用線と同じである。
ハキハキしたなかなかイイお嬢さんだ。
もしかすると、通勤途上で出会ったことがあるかもしれないナ。
……などと日常会話に登場するような効果を狙っておるのだろうね、NHK朝ドラ『あまちゃん』。
宮藤官九郎さんは本当に業師だな。
爆笑問題、クドカン、三谷幸喜、真田広之…。
みんな同じ学校の同じ学部の(おそらく学科も同じ)出だ。
大学闘争の嵐の中、最後の最後まで闘い抜いたのが、その学部だった。
闘争以後、紛争に加わったことのある他大学の学生たちはその大学を「ポン大」という蔑称で呼ぶことをやめた。
何でかこの学部には高校時代、生徒会の役員を務めた連中がゴロゴロいたのを僕は知っている。
芸能界には闘争から数年後もそう呼ぶ輩がいたが、「テメエなんぞただのノンポリだから、今は誰もそう呼んでないのを知らんのだろ」と逆差別されていたことを彼らは知らない。
それからすぐの1973年頃から映画監督・深作欣二の活躍で「映画界は東大(山田洋次監督)と早稲田(今村昌平・篠田正浩監督ら)と日大(深作欣二監督)で成り立ってる」などと言われる時代が到来する。
芸能界を席巻していたジャニーズ、佐良直美、マイク真木らが同時在学中も、キックボクサー沢村忠登場時も「沢村って同じ授業とってた白羽なんだってよ」くらいの騒ぎにしかならなかったので、闘争前と闘争後では学生の質も明らかに違ってきたことがわかる。
学園紛争でこんなにも変わった大学は珍しいだろう。
今、爆問、クドカン、三谷、真田を在学生は誇りを持って語る。
深作以来だと思う。
彼らを越える人材は輩出されるんだろうか?
特に真田が"自力で"拓いたハリウッド俳優の後継者が出てくると面白いんだけどな、と僕は思ってる。
海外進出組の中で最も役柄選択に工夫があるのが真田で、その意味で頭ひとつ抜け出している。
真田が今や名優の域に迫りつつあるアンソニー・ホプキンスの愛人役を務める映画『最終目的地』は6/28(金)夜10:00~ WOWOWで放送となる。
ちなみに僕の愛読書『501映画スター』(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー編)という国際俳優名鑑には真田はいるが渡辺謙はまだいない。
6 /24 不安定な天候
体調が天候に左右されるようになって35年くらい経つ。
18年前、心臓の手術をしてからは低気圧が力を増す度、まるで金魚が水面でパクパクと呼吸するように、僕もベッドの上で喉だけで息をしなければならなかった。
一旦、その症状が出てしまうと最低2時間、ひどいと半日はそんな状態が続いた。
何度もそれを訴えたのだが、「そういうことはありませんから!」と訴えそのものが否定され続け、僕は苦しみ続けた。
それにしても「そういうことはありませんから!」と言われる僕って何だ?
で、病院を代えて1年。
幸いにも病院で診察待ちの時、その症状が起きた。急いで心電図をとると、僕は低気圧が近づくとどうやら「不整脈」を起こしていたらしい。
それから10年。僕は不整脈からは解放された。
だが、不整脈と引き換えに雨が近づくと瞼が落ちてきて寝る気もないのに眠ってしまう、という状態になった。
雨が振り出す30分くらい前にコテッと寝てしまう。電車を乗り越すことが増えた。
眼は擦っても擦っても閉じてしまうのでやがて目薬を注すと痛むほどになった。
だけど、要するに寝ざるを得ないので予定の仕事がこなせない、という以外は困ったことにはならないのでこの10年は本当に楽になった。
まあ、この季節を上手くやり過ごせれば、本当に開放的な季節を迎えることができる、という訳なのだ。
さて、この季節に限ったことではないのだが、我が家には低気圧に敏感に反応するものがもうひとつある。
テレビだ。
霧、靄、大雨、小雨、どんよりとした曇り空、朝、あるいは夕方…。
ウチのテレビはそういう天気や時間が嫌いだ。
この傾向は地上波デジタル化以降に顕著で、まあ、番組の録画にはしょっちゅう失敗している。
スカイツリーになっても別に何も変わらんね。
よく下の写真みたいになってて「はじめての設定」から設定をしなおしている。
まあ、実際には電波の中継基地を作ってもらわなきゃならないほど、という家庭もあって、我が実家はNHKからデコーダみたいなものを3台借りてなんとか対処してる。
アナログ時代はテレビ朝日と12ch.が映らなかった。
どんな僻地かと思われようが、我が家は東京まで1時間。一応、通勤圏にある。
とは言え070の電話も圏外になることが多く、E-mobileも用を足さなくなったのでdocomoに代えざるを得なくなったりしたので、この辺り、総じて地形に問題があったりするのかもしれない。
低気圧から話がそれたが、空の向こうは黒雲。
夜半に雨でもあるのだろうか。
そう言えば瞼が何度か閉じて『5時に夢中!』を見ながら寝ていた。
で、TVを一旦消して急ぎの買い物に出て、7時からの番組を見ようとしたら、この信号。
思いあまって愚痴を書き連ねましたのサ。
2013年6月22日土曜日
『どこかでラジオが』第4 回
FMさがみ で毎週土曜日 Pm.11:00~12:00に放送されている
かぜ耕士の『どこかでラジオが』。
今日はその第4 回です。
ゲストはドライフラワー・アーチストにして歌手の 藤島 新さんと「101 Nights」
NHKテレビ『ステージ101』で活躍し、今でも活動を続けている人たちを積極的に取り上げて行こうという企画の第1回目となります。
前々回登場の清須邦義さん同様30年ぶりのレコーデングとなったアルバム『Hallelujah』を聴く1時間です。
●NHK「ステージ101」の「プリンス」と呼ばれた頃
●歌への目覚め
●『サウンド・オブ・ミュージック』出演の頃
●ドライフラワーの世界で
●アルバム『Halleiujah』で歌ったそれぞれの歌について
曲は
①愛の限界 (これが「プリンス」だった頃の歌声)
②You raise me up (アルバム『Hallelujah』から)
③Vincent (アルバム『Hallelujah』から)
④Home (アルバム『Hallelujah』から)
⑤Hallelujah (アルバム『Hallelujah』から)
この番組における外国曲の訳詞はすべて赤穂直樹君に依頼しています。
スタジオ写真で藤島さんの後ろにいるのが赤穂君です。
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
http://www.fmsagami.co.jp/simul/index.html
サイマルラジオからリアルタイムでお聞き戴けます。
スマホなどでは「Tunein Radio」という無料アプリがかなり良い音で聞けます。
iphoneにもFMを聴くのにとても良いアプリが有料ですがあるようですが、「Tunein Radio」もインストールできるようですので、是非、1度お試し下さい。
放送を聞き逃した方もブログ『かぜ耕士の人生を変えないラジオ』
http://redondowind.seesaa.net/
やyoutubeで聞けます。
youtubeでは「作成者:邦義清須」をclickすると過去の放送一覧が表示されます。
youtubeへのup作業は清須さんのご厚意です。感謝!!
なおWeb Radioとyoutubeの放送では著作権の関係から楽曲が聴けません。
プリンス時代の藤島さんの歌声はやはりリアルタイムで聴いていただくのが理想的です。
Web RadioとYoutubeへのupは明日以降の作業となります。
かぜ耕士の『どこかでラジオが』。
今日はその第4 回です。
ゲストはドライフラワー・アーチストにして歌手の 藤島 新さんと「101 Nights」
NHKテレビ『ステージ101』で活躍し、今でも活動を続けている人たちを積極的に取り上げて行こうという企画の第1回目となります。
前々回登場の清須邦義さん同様30年ぶりのレコーデングとなったアルバム『Hallelujah』を聴く1時間です。
●NHK「ステージ101」の「プリンス」と呼ばれた頃
●歌への目覚め
●『サウンド・オブ・ミュージック』出演の頃
●ドライフラワーの世界で
●アルバム『Halleiujah』で歌ったそれぞれの歌について
曲は
①愛の限界 (これが「プリンス」だった頃の歌声)
②You raise me up (アルバム『Hallelujah』から)
③Vincent (アルバム『Hallelujah』から)
④Home (アルバム『Hallelujah』から)
⑤Hallelujah (アルバム『Hallelujah』から)
この番組における外国曲の訳詞はすべて赤穂直樹君に依頼しています。
スタジオ写真で藤島さんの後ろにいるのが赤穂君です。
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
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プリンス時代の藤島さんの歌声はやはりリアルタイムで聴いていただくのが理想的です。
Web RadioとYoutubeへのupは明日以降の作業となります。
2013年6月15日土曜日
今日も法事
朝6:30、妹からの電話で起こされた。
先週に引き続きまたしても訃報で、亡くなったのは母の甥。
5年前、彼のアパートを借りていた。
この家に住む前の5ヶ月間の付き合いだった。
彼の妹のMちゃんは僕より2歳下で、僕が預けられていた向島の美容院で働いていた。
2年ほどひとつ屋根の下で暮らした勘定だ。
母の甥Hさんとはそんな話をすることもなく、単なる大家と店子の関係だったが、住んだのが年の瀬を挟んで5ヶ月半。
郵便受けが玄関ドアの下部に付いているのだが郵便を土間に投げ込むだけの、閉まらないただの穴なので、ここから冬の冷たいすきま風が入り、部屋は一日中寒かった。
蒲団の中と外とでは気温が違いすぎて夜中にトイレに立つのが怖かった。
こんな狭い村にいるのに親戚と言ってもその程度の付き合い。
特に小卒時に村を離れたから、法事などで訪れるその家自体が自分とどんな繋がりがあるのか理解できていないことが多い。
ましてや親戚のはずの家でまるで奉公人のような扱いを受けて育つと「親戚」とか「親等」とか言う概念に亀裂が生じて、甥とか姪とかの関係が僕には長いこと理解できなかった。
多分、45歳頃、妻の弟、すなわちbrother in lowに娘が出来て、その子に会うためにアメリカに行くようになってやっと「姪」という関係を理解した。
やっぱり、無理はいけないね。
歪んだ環境の中で自分だけは健康な心を持とうとした僕はとても不健康な少年だった。
水の少ない土壌に瑞々しい植物は育たない。もっと、そうだよ、サボテンみたいにきれいな花をつけながら、近寄るものは鋭いトゲで刺すような少年に育てばよかったんだ、と今さらのごとく思う。
もう一度17歳がやれるなら狡猾な不良になってやるんだ。
二度寝の床の中で僕はまるで子供みたいな、そんな年甲斐もないことを思うのだった。
12歳でのよそン家暮らしにはやっぱり無理があったね。
この年になっても忘れようとして忘れられないトラウマになってしまってるんだもの。
ただ、このかさぶたは何となくいつも痒いので引っ掻くと結構気持ちいいのよ。
その時代を語る僕の言葉はもはや「フシ」になっちゃってるものネエ。
通夜は6時からである。
2013年6月11日火曜日
軽井沢行
友人Fがいい車を買ったので軽井沢に行かないかということになった。
友人KとBlakeを伴って出かけることになったのだが、Fがやって来た時点でBlakeは脱走した。
待つこと30分。
Blakeは忽然と目の前に現れた。
トラックに警笛を鳴らされながら、突然、現れたのだ。
一瞬、ヒヤリとしたが彼は「ハイ、散歩済ませたよ」という感じで僕の横にピタリと身を寄せた。
Blakeは車が大好きなので、今、最後尾で興味深そうに外を眺めている。
前足を掛けるところがあればもっと見易いのに。この車の惜しい点はそこだね、と不満を言ってるようにも見える。
車は快適に目的地に向かっている。
ちなみに車はBMW32ODツーリングという。
【軽井沢でメシ】
軽井沢に初めて行ったのは1968年の夏だった。
飲食店オーナーが一週間ほど別荘を貸してくれるというので創作集団「ニコニコ堂」のメンバー総勢20人ほどで軽井沢に乗り込んだ。
しかし、みんな金がなかった。
で、毎食、鍋に卵を割り入れ醤油で味付けして炊いたご飯をグチャグチャにかき混ぜた「タマゴ雑炊」なるものを喰っていた。
... 何でか旨かった。
何をするでもなく日がな中軽に出てお茶を飲んだり万平ホテルの庭で結婚式を見てたりした。
仲間の女子も一緒だったがどうやら何も起きなかった(と思う)。
この軽井沢行には路傍で落語をやって投げ銭で旅費を稼ぎながら大阪から東京まで出て来た桂朝丸さんが同行していた。
僕らは狭い事務所を寄席代わりにして関係各方面から客を集め朝丸さんを聞く会を催した。
僕は事務所マンションの下で客案内をした。
朝丸さんは3日目くらいに東京からの電話で急遽帰ったのだが、少しずつ仕事の評判が耳に入るようになり、それから5~6年後『テレビ三面記事ウイークエンダー』なる番組で突然、大ブレークした。
一緒に行った僕ら仲間は朝丸さんのブレークを本当に心から喜んだ。
朝丸さんが現・二代目桂ざこばさんなのは皆さんご存じの通りです。
それが初めての軽井沢。
スポニチ執筆の頃も軽井沢寮を使わせてもらったことがある。
続いてはTV番組の取材。
知り合いの結婚式。
と、何度かは来ているのだが、ここ何年かでその回数を簡単に上回ることになった。
何故か?
なんと、我が家からは山ひとつ越すと、そこは軽井沢なのだ。
なので妹たちはちょっとお洒落な食事会をしたい時、東京に出ず軽井沢に出る。
渋滞がなければ45分で軽井沢。東京方面へ向かうとまだ練馬あたり、ということになる。
練馬じゃお洒落じゃないべサ。ンだンだ、ってことだわね。
勿論そんんな言葉遣いはしねえだどもさ、とも言わんわね。←くどい!
とにかく季節の衣類の買い出しは軽井沢プリンスホテルのアウトレットパークだし、ゴールデンウイークとか新蕎麦の季節は母と妹との3人で軽井沢なんだわねえ。なんておシャレな元・百姓一家なんでしょ、っての。
時代は変わったね。
で、今日は友人F君の新車試乗会に招かれた格好だ。
Blake? イイよ。だってBMWって犬を乗せられるように作られた車でもあるのよ。
なんて言ってくれて食事するとこはドッグランのあるとこにしようよ。
とも言ってくれて、ドッグランこそなかったんだけど、犬同伴OKの河畔のレストランを見つけておいてくれたのだ。
生憎の雨模様になった1日だけれど、実際には帰りにちょっぴり小雨にあった程度。
万平ホテルでお茶飲んで無事帰着。
Blakeは森林浴しつつの散歩を満喫して今は自分のベッドで静かに眠ってる。
Blakeの脱走劇は想定外なれどほぼ満足な1日。
車は実に静かでスムーズな走りでした。
F君はスピードマニアらしく、時々、速度を上げたがるんだけど、何とか抑えて快適な走りの実現に努めてくれました。
F君、K君、1日お付き合いありがとう。
Blake、また今日も君と一緒に沢山歩いた。
僕は少しずつ元気になって行く。
写真は星野温泉トンボの湯と万平ホテルの庭でのBlakeとF君。
谷中界隈
80年代中頃から何度かこの辺を歩いた。
TV番組のための取材だ。
穴子寿司で有名な店や谷中墓地、富士見坂(これは単純に日暮里駅界隈の取材だったかも)など、まあ定番のスポットが取材対象だった。
『谷根千』(谷中、根津、千駄木の頭の文字をとった)という情報誌が評判になったのが大きかったと思う。
「谷根千」と括ってしまったことの勝ちみたいなところがあって、なんか響きが新鮮だったんだと思う。
谷根千は東京の山の手、文京区とまさに下町の台東区が小路一本で隔てられているような地域だから「品の良い下町」「庶民的な上町」という面白い売り方の出来る地帯でもある。
上手いところに目をつけたタウン誌だったのだ。
ただ、僕らがTVで取り上げた頃は肉屋さんに行列が出来るような騒ぎにはならなかった。あくまでも「町としての面白さ」を話題にしていたからだ。
だが、面白い町の面白い店、美味しい店が個別に取り上げられるようになって様子が一変したらしい。
人が来ればそれを期待しての新商売が生まれるのは当然の事だから変わった店がそちこちに点在してホントに飽きない。
お寺が70以上という寺町なのは特筆すべきことで、お寺が軒を連ねている、という表現が可能なほどお寺だらけ。お寺とギャラリーの密集度はもしかしたら日本一じゃないかと思うほどだ。
家の密集度も凄いね。細い街灯もない小路の両端に民家がギッシリ。それらの家の庭にはちゃんと車庫があるのだが、どうやって入れたんだと思うほどそのスペースは狭い。
車の入れない細い坂道にも民家はビッシリ建っていて、家事が出たらどうなるんだろうと怖くなるんだけど、家々の佇まいは品良く古びていて、まあ、たしかにここにはここだけの不思議な落ち着きがあるワネ。
流行りの店には行ってみなかったんだけど、久しぶりの町歩きを堪能。
この町を舞台にイベントを展開する古い友人の津布久さんに案内を請い、まさしくこの町の住人であるKuro-sanにお蕎麦をご馳走になり、とおんぶにだっこの4時間。
ほぼ普段の5日分くらい歩いてしまいました。
でも、それくらいは元気になったということでもあるな、と認識。楽しい一日でした。
帰ってBlakeの散歩。これも通常の3倍位の距離を歩いたので今夜は足がつらないように気をつけて寝ないとな。
Kuro-san.津布久さん、ホントにお世話になりました。
写真は蕎麦杉むら前でKuro-sanと津布久さん。もう一枚は風呂屋ギャラリー、谷中の町並み。
町屋斎場
1年半ほどの間にここには2度来た。
向島の叔母もここで葬(おく)った。
TVプロデューサー澤本泰之さん。
僕がTVで最初にやった『映画 フラッシュダンス』の影武者の話でADを務めてくれたのが付き合いの始まりだった。
間もなくPに転向して僕と何本も組んでくれた。
友人Kと出会ったのも澤本さんの采配だった。
何人かのTV関係者に会ったが、とても仲の良かった一人の女性APを除いてもう名前が全然思い出せなかった。
帰りの電車で、2.3度組んだディレクターの三浦君を思い出したが、遅きに失した。
ゴメンね、三浦くん。「歌舞伎町」と「富士五湖周辺の旅」なんてのを一緒にやったよね。
忘れてることを取り繕うことさえ出来なかったよ。まるっきり忘れて欠片も甦ってこなかったんだもの。記憶力の良さだけが自慢だったのに、こんなに衰えてしまうものかね?
ホントにゴメンね。
名刺でも貰っておくべきだったんだろうけど、その世界に戻る気が全くないものだから、そういう気も回らなかった。
すまないね。
千代田線から西日暮里でJRに乗り換えた時、アレ、明日もここまで取材しに来るんだった、と思い出したよ。
2013年6月8日土曜日
訃報
仕事仲間だった製作会社の社長Sの訃報を受けた。
それも直接ではなく彼の取引先撮影機材会社に来たFaxによってだ。
そのFax内容も僕の友人Kに知らされたもので、彼が友人でなければこの知らせは遂に僕まで届かずに終わったろう。
ちなみに友人Kは僕の退院日から付き合ってくれてあと数日は我が家にいるのだが、彼が滞在していなければやはり、この訃報は僕に伝わることはなかったと思う。
何故なら「かぜさんには絶対報せが来てると思ったよ」と彼は思い込んでいた。
僕らは比較的仲の良いチームだった。
製作現場共通のトラブルは始終あったがそれが原因で二度と顔も見たくない、というようなことにはならなかった。
実は数日前の夜、妙なことが起きた。Blakeにせがまれて夜の散歩に出たKが「俺、霊を連れ帰っちゃたかもしれない」と馬鹿な事をいい始めた。
僕の家は寺の前にあり、犬の散歩コースは墓地の中の小道だ。
その晩、Blakeは突然、土を掘り返し何故かその周りで無闇に綱を引っ張ったのだと言う。
「なんかさあ、その後、肩が急に重たくなったんで、気持ち悪くって帰ってきちゃったんだ」
そんな話の最中にもBlakeは虚空に向かって飛び上がったり、何かを捕まえようとする。
「Blake、止めなさい」
とイラつく僕。
「なんか居るんだよな、Blake」
と馬鹿な事を言っては、自分で怖い材料を作り出してるK。
「くだらん!」
僕は不愉快になって寝室に入った。
社長Sがその日に亡くなったのを知ったのは昨日の事だ。
撮影会社の重役がラジオのスタジオにKを訪れFaxを渡した。
録音が済むまで僕に知らすのを控えていたKが
「あの晩、Sさん、会いに来てくれたですかね?」
「そう言えば何日か前、俺たちSちゃんの事、話題にしたな」
たまさかの偶然ではあったろう。
でも、…。
通夜は明日夜だという。
お別れしてこようと思っている。
そしてひとつ心の準備を整えたいと思った。
生前親交があり、自分を葬って欲しい友人リストはちゃんと作って判るようにしておかないとな。
もしくは誰にも知らせず独りで逝くか、を決めておかないとなあ…。
今日は膝の注射日。
クリニック玄関のツバメの巣にはもう親鳥たちは居なかった。
『かぜ耕士のどこかでラジオが』 2013年6月8日
ゲスト(実は月1レギュラーゲスト)は清須邦義さん。
ギタリストになりたい。
そう決意した高校時代から現在までをちょっと駆け足で聞かせてもらいました。
折角楽しい話を聞かせてもらっているのだから、ある地点に立ち止まったまま、もっと詳しい話が聞けたかもしれないのに、とか反省点はいっぱい。だけど、これからもっと深化した話も聞けるはずなので、これは手合わせ、ってことでいいじゃない、と思ったり、今回限りでもう聞かないッ、って言われることだってあるんだから「手合わせ」なんて生ぬるいこと言っちゃダメじゃん、等とも思ったり…。(・・;)
この年になってもまだこんなに反省点があるってどうヨ、とも
詳しくはまた明日。
是非、お聴き下さい。
続けて本日書いたこと。
今夜の『どこかでラジオが』
毎週土曜日 FMさがみから Pm.23:00 - 24:00
に放送されています。
今日のゲストはシンガー・ソング・ライター 清須邦義さん
新アルバム『Revives』を聴きながら、ロカビリー時代の終わり頃から現在まで音楽の世界で活動し続けてきた清須さんならではの楽しい話を訊きます。
●バンドボーイの暮らし
●NHK「ステージ101」
●ビッグ・アプルに憧れて
黒柳さんのお手伝い
●松山千春と二人三脚
曲は
①don't worry
②愛だけでは
③cat cat cat
④かたつむり
⑤音の合わないギター
『涙さらして』を何故掛けなかった、と怒る声もあるのですが、話がいっぱいありすぎて時間が足りませんでした。
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
http://www.fmsagami.co.jp/simul/index.html
サイマルラジオからリアルタイムでお聞き戴けます。
スマホなどでは「TuneIn Radio」という無料アプリがかなり良い音で聞けました。
iphoneにもFMを聴くのにとても良いアプリが有料ですがあるようですが、「Tunein Radio」もインストールできるそうですよ。
是非、1度お試し下さい。
放送を聞き逃した方もブログ『かぜ耕士の人生を変えないラジオ』
http://redondowind.seesaa.net/
で聞けます。こちらにも1度お立ち寄り下さい。
今回は楽曲がJASRAC未登録のため②曲目をのぞいてすべて聞けますが、昔の清須さんの歌声を堪能したい方はやはりリアルタイムで聴いていただくのが理想的です。
写真は赤坂の録音スタジオで清須さんと。
なかなか上手に笑えない。
2013年6月1日土曜日
改め『どこかでラジオが』
『人生を変えないラジオ』改め『どこかでラジオが』が今晩よりスタートします。
放送時間は FMさがみ にて p.m.11:00 - 12:00 です。
ゲストは放送作家 黒瀬守泰さん(kuro-san)。
今回のテーマは『ボーイスカウト』
曲は
①ピーター・ポール・アンド・マリー 『わが祖国』
②ルーフトップ・シンガーズ 『ウォーク・ライト・イン』
③エディー・ラビット 『I Love a Rainy Night』
④ウィリー・ネルソン 『On The Road Again』
⑤イズラエエル 『カントリー・ロード』
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
http://www.fmsagami.co.jp/simul/index.html
サイマルラジオからリアルタイムでお聞き戴けます。
iphoneにもFMを聴くのにとても良いアプリ「iコミュラジ」(有料)があるようですよ。
写真はスタジオにてkuro-sanと。
放送時間は FMさがみ にて p.m.11:00 - 12:00 です。
ゲストは放送作家 黒瀬守泰さん(kuro-san)。
今回のテーマは『ボーイスカウト』
曲は
①ピーター・ポール・アンド・マリー 『わが祖国』
②ルーフトップ・シンガーズ 『ウォーク・ライト・イン』
③エディー・ラビット 『I Love a Rainy Night』
④ウィリー・ネルソン 『On The Road Again』
⑤イズラエエル 『カントリー・ロード』
インターネットで「エフエムさがみ」をお聞きいただくには
http://www.fmsagami.co.jp/simul/index.html
サイマルラジオからリアルタイムでお聞き戴けます。
iphoneにもFMを聴くのにとても良いアプリ「iコミュラジ」(有料)があるようですよ。
写真はスタジオにてkuro-sanと。
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