2014年6月21日土曜日

『ルーズヴェルト・ゲーム』 明日最終回

『花咲舞が黙ってない』が終りました。
銀行版おんな水戸黄門。
展開は承知だが、主演の杏ちゃんは当たっている人を見る楽しみがあり、上川隆也さんはいつもながら折り目正しい芝居。
顔そのものが臭くなりがちな生瀬勝久さんもちゃんとやれば面白くなる役どころなのを心得ている上手さで全話楽しく見た。
原作の池井戸潤さんは『半澤直樹』で昨夏大当りした人だが入院直前に第6話まで楽しく見ていたものだからその後、大当りになったと聞き、僕、この作家と肌が合うんだと思った。
今シーズンは『花咲舞が黙ってない』の他に『ルーズヴェルト・ゲーム』を見ているのだがこちらも原作が池井戸さん。(次回が最終話)
全然意識せずに見始めたら一話目で両作とも同じ原作者だと知り、合点がいった。
歳取ってくるとこういう勧善懲悪ものが好きになる理由も何となく判ってきた。
展開の読める心地よさ、読後感の清々しさ、で気分が大分救われる
現実は決して楽しくもなんともないので、せめてテレビの中では清々しいそらぞらしさを見ていたい。
僕の中には、もはや「哀しみ体力」があまり残っていないので人生を変えさせられるようなドラマは困るんだ。
若い時は変わって行く自分が楽しくて仕方なかったけど、もうその体力はない。
安易でない暇潰しは他でやるのでテレビはもう安易な暇潰しをさせてくれればいい。
暇潰しの時しか見てないし…。
嘘さえつかずにいてくれればね。

自分も深く関わった時期もあるテレビというメディアを残念ながら今やそういう位置に置かざるを得ないのは寂しい…。
けど、1シーズンで2本のドラマを最終回まで見終えることあまりなかったので今シーズンは僕にとっては豊作だったのかも。
NHKの連ドラ『花子とアン』が良いという噂も聞くのですが、試しに見たら僕にはダメな種類の芝居をする人がいて、諦めました。

海外ドラマは目下『SUIT 3』のみ視聴。
弁護士事務所が舞台だが噂ほどではなく、暇潰し以上のなにものでもない。
同じ弁護士事務所物ではちょっと前の『スキャンダル』という政界フィクサーものの方が陰湿で面白かったかも。

ま、コレからしばらくはテレビでなく入院で見損ねていた映画を順次見て行こうかと思っています。

実は仕事もなく無為な日々を送っているというのが実情です。
どこでも伺いますので『要介護5からのリハビリ~ギランバレー症候群と私』みたいな講演会、またはトークショーをやらせてくれる方はいらっしゃらないでしょうか?
ドラマはネタ振り、本題は実はコレ、みたいな投稿ですみません。
ご検討くださるかたがいらっしゃると幸いです。
よろしくどうぞ。「

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