今年3月14日、東京と金沢・富山を結ぶ北陸新幹線が開通した。
テレビの構成をしていた頃、「金沢・能登」特集をやると何故か数字が取れなかった。
今ではすっかり使わなくなったが、かつては太平洋側を「表」と見なして日本海側をわざわざ「裏日本」と呼んでいた。
何によらず「表」より「裏」の方が面白いに決まっているので「裏日本」にはテレビ的ネタがいくつも転がっていた。
それなのに数字を取るのに苦労した。
「遠い」というイメージが旅心をかき立てなかったのだろう。
「行く気にならない」がそのまま「見ても仕方ない」になっていたのだとも思える。
徳川家の厳しい監視の目をそらすために学問、遊芸、美術工芸を奨励した城下町「金沢」には「知的観光地」というちょっと旅情を削ぐ要素もないではなかった。
気軽に行くにはちょっと重厚すぎる歴史を持つ町「金沢」。
気合いを入れてからでないと旅立てない観光地「金沢」。
それもこれも「遠い」からこそだったわけだが、さほど「遠くない」となったら話は違うと思う。
で、こんなお知らせ。
僕の友人、坂本善昭(洋平ちゃんとしてFB上にしばしば登場)が関わっています。
どうぞよろしく。
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