2016年1月1日金曜日

2015/12/30 虎姫じゃっ!


今年もあと1日を残すだけとなった12/30(水)、ザルツブルグからお正月休暇で帰国したFB友達の杉林俊枝さん(ザルツブルグ管弦楽団バイオリン奏者)一家と 「浅草レヴュー これが虎姫一座だ~60年代を突っ走れ!~」を見に出掛けた。
杉林さんの娘さんで「乃木坂46」に入ることを遠く欧州の地で夢見ていたユリアちゃん(15歳)にショウビジネスの世界を実際に見て欲しかったからだ。
ユリアちゃんのパパ・ラインハルトさん(クラリネット奏者)と杉林さんのお姉さんでやはりFB友達だった外谷恭子さん、同じくFB友達のHajime Takitaさん、菅谷先生、金田さん、田村さんも一緒でなんと9人連れ。賑やかなご一行様となった。
虎姫一座は10/26に続き2度目だが質の良い仕上がりを持続して今日も満席の観客を魅了した。
2015年最後のステージとあってか気持ちの良い緊張感が漂っていたのも嬉しかった。
ロングラン公演では何となく気持ちの緩みが客に伝わる日もある。
特に商業演劇などでは団体客の多い日などにソレが出る。
毎日、必死でやってたら身が持たないじゃん、などという人もいて、確かにソレはそうだと思わないではないのだが、高い観劇料を払ってそんな演技を見せられたら黙ってはいられない。
つい文句の一つや二つ、言わなくてもイイことを言ってしまうのだが、虎姫一座にソレはナイ。
毎日、真剣勝負しているのが2度しか見ていなくても判る。
今回が初めてのラインハルトさんも「毎日歌って踊ってこんなに良いステージを見せてるんなら伴奏も生で聴きたくなるね」と言うほどなんだもの。
日本の60年代の音楽なんか知らなくてもプロの眼や耳にこのチームの力はキチンと伝わっている。
勿論、乃木坂46に憧れてたユリアちゃんにもソレは伝わっていて「ここに入りたいって言えない。ここに入るには勉強しなきゃいけないものが一杯ある。でも、楽しかったのでもう一度みたい」が感想だった。
喫茶店「文七」でみんなでお茶を飲んだが、「文七」には高座があって、時によっては咄家さんが噺を聞かせていることもあるとか。
道に迷ってる僕に田村さんが電話で「『文七元結(ぶんしちもっとい)』の「文七」と書く店なんですけど」
判らん人にはその説明、判らんと思ったが、そんな言葉がスラッと出てきてしまうのが田村さん。
虎姫愛と浅草愛が高じて今ではアミューズカフェシアターの前に住んで既に虎姫鑑賞300回を超えてしまったらしい。
「でも、古いファンでは400回を越える人もいるんでちょっと負けてます」
だそうだ。感服。
田村さんと別れ、滝田さんと別れ、次に僕が向かったのは杉林さんのご実家。
ユリアちゃんのピアノを聞かせてもらうことになっていた。
菅谷先生と金田さんも一緒だが、こんな風に気軽に人を家に招いたり伺ったりは大学以来だと思う。
新年会、お花見、忘年会、と招いたり招かれたり、ネットというものが発達してからではないかな?
特にFacebook以後だと思う。
なんか声を掛け易くなっているのか、こういう交流が頻繁になっている気がする。
杉林家ではお母様が料理の腕を振るっていてくださり、菅谷、金田共々、歓待を受けた。外谷さんの次男、中(アタル)君もいて、このお宅は美男美女家系なのだと判った。
ユリアちゃんはドビッシーの『アラベスク』を披露してくれた。
難曲だと思うが今年6月頃、学校で習って好きになり、特に中盤の難しいところが気持ち良くて弾きこなそう、と決めたらしい。
乗馬、絵画、音楽…。173㎝のこの美少女は溢れる才能の落ち着きどころを一生懸命で探している。
居心地が良くてつい長居をさせていただき気づけば10時。
最終電車ギリギリに池袋到着。菅谷先生と別れ東上線で我が家駅まで。
丸1日、留守番をさせたのでやたらに甘えるblakeのご機嫌を取ってからベッドへ。
大晦日はblakeにご奉仕。
新しいベッドを買ってやり、『紅白歌合戦』ギリギリに帰宅。
お父さん、お母さん、お祖母ちゃんと『紅白歌合戦』なる番組を初めて見てるユリアちゃん。
その感想を聞きたいな、と思いつつ、年越しそばをそろそろ茹でようと思う2015年の大つごもりである。
写真は
①「虎姫一座」
②杉林さんご一家と菅谷先生
杉林家でお母様と中くんも加わって(僕は頂いた帽子を被り)
blakeと散歩納め







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