2012年11月27日火曜日

白い雲のように 猿岩石

今日は朝から病院。
8:05分についたらすでに先客8人。
順番は割合早く回ってきたんだけど、診察台の上でかなり待たされていつの間にか眠ってた。
相変わらず注射は痛い。
9:38分に会計が済み、外に出ると風が強く、やたら冷たい空気。
思わず服の襟を立てた。
農協で昼飯を買い、家で夕べの録画番組を見ていると昨日の夜、Amazonに注文した『有吉くんグッズ』数種が届いた。
本当は昔、『進め!電波少年』で、有吉くんがまだ漫才コンビ「猿岩石」だった頃やらされた「ユーラシア大陸横断」のDVDでもないかと思ってネットをさまよっていたのだが、見つからなくて、ついこれらを買ってしまったのだ。
「ユーラシア大陸横断」。第1回目、つまり彼らがだまされて大陸に連れ出された回がどうしても見たかったんだよねー。
第2回目からは欠かさずに見たんだけど、あの彼らが帰国後大フィーバーを巻き起こしたものの、その後急速に人気失墜、けれど長い年月を経て再ブレイク(有吉くんのみだが)、と来ればどうしても肩入れしてしまう。
で、目下、有吉弘行くんの追っかけをしている。
勿論、TV上でのことだが、レギュラー16本とかいうのを全部見てみたいと思ったのだ。

彼のレギュラー番組は現在

①アイドル☆リーグ!(日本テレビ・NOTTV)MC

②有吉AKB共和国(TBS)MC

③ヒルナンデス!(日本テレビ/金曜)

④マツコ&有吉の怒り新党(テレビ朝日)MC

⑤スター☆ドラフト会議(日本テレビ)

⑥ロンドンハーツ(テレビ朝日)
⑦もてもてナインティナイン(TBS)

⑧くりぃむクイズ ミラクル9(テレビ朝日)

⑨オトナへのトビラTV(NHK Eテレ)MC

⑩ぶらぶらサタデー「有吉くんの正直さんぽ」(フジテレビ)

⑪ネプ&イモトの世界番付(日本テレビ)

⑫有吉反省会(日本テレビ)MC

⑬ウーマン・オン・ザ・プラネット(日本テレビ)MC

⑭有吉ジャポン(TBS)MC

⑮クイズ80(日本テレビ)MC

⑯KAT-TUNの世界一ダメな夜!  (TBS) MC

準レギュラー番組に

⑰ダチョ・リブレ「ばっかス」(テレ朝チャンネル)

⑱アッコにおまかせ!(TBS)

があるんだと…。

全く知らなかったのが
★NTV『アイドル☆リーグ!』★NHK『オトナへのトビラTV』★TBS『KAT-TUNの世界一ダメな夜!』
★テレ朝ch『ダチョ・リブレ「ばっかス」』★NTV『有吉反省会』
の5本。
★『有吉AKB共和国』
は二度観た程度。ふーん、こういう物か…。
ほぼ欠かさず見ていたのが
★『ヒルナンデス!』★『マツコ&有吉の怒り新党』★『スター☆ドラフト会議』
★『ロンドンハーツ』★『もてもてナインティナイン』★『くりぃむクイズ ミラクル9』
★『ぶらぶらサタデー「有吉くんの正直さんぽ」』★『ネプ&イモトの世界番付』
★『ウーマン・オン・ザ・プラネット』★『有吉ジャポン』★『クイズ80』
★『アッコにおまかせ!』
で、テレ朝系での彼は魅力全開。
彼を多用し始めた頃からテレ朝の視聴率が上位安定し始めたのは偶然ではないような気もする。
局自体が鉱脈の見つけ方を知ったのか…。
以前から面白がってた『怒り新党』でのマツコ、夏目、『ロンドンハーツ』での田村淳からアンガールズ田中までケミカル反応を起こせる相手がいると、どんどんイジリが冴え出すのが特徴で、、『クイズミラクル9』の思いの外の物知りぶりも面白い。この頃、正解率が低くなっているのは忙しさと無縁ではないかも、と少し心配。
CX『正直さんぽ』では生野 陽子アナと意外な化学反応。庄野さんは他の番組では可愛いだけでほとんど仕事をしていない感じがするが、ここでは仕事し無さを有吉くんにケナされたり、いじられたり、存在感がある。庄野さん自身もそれを楽しんでいる風があって、ドジが逆に好印象に転じている。有吉くんはゲストとのぶらぶら歩きにも心地好い距離を保つこ成功している。
メインMCをつとめる『有吉ジャポン』は番組自体の作りが粗く、『ウーマン・オン・ザ・プラネット』では素人に悪口を言いたがらない彼の人の良さがネックになって魅力が出切っていないが、『クイズ80』は誰にもあわせられるベッキーと意外に人見知りな感じの彼との歩調がやっと合ってきた。レギュラーのKAT-TUNメンバーのイジリにも徐々に調子が出てきている。
その他の番組では、ある時期の風見しんご、関根勤さんらと同様、置いておくと得なタレントとしての役割が大きく、その日の調子で波はあるがおおむね獲れ高は上々。
どの番組でもこの人の批評眼は一般人のそれを大きく超えてしまわないので「うん、なるほど」「良いとこに目をつけるね」と共感を得られるところに特徴がある。
世間がその物や人に抱いてる印象や疑問を彼が代わりにツツいてる、という立ち位置を見誤らない限りは、急な人気凋落はないと思う。
勿論、芸人いじりでは舌鋒鋭く斬って捨てたりもするのだが、彼にサワられて上手く絡めれば得をするケースが多く、いじられない新顔は雛壇に座ったまま見せ場なく時間を終えてしまうことも少なくない。メインMCでは出来ない別のイジリを期待して彼を雛壇レギュラーに据えている番組も多い。
彼の懐に上手く飛び込んでいって急に目立ち始めた人に「平成ノブシコブシ」の吉村くんがいて、すでに勢いはあったんだけど、その開花のチャンスは有吉くんとの絡みだったような…。
ま、僕は歳が歳なので「くん」呼ばわりなんかしちゃうけど、有吉さん(やっぱりちょっとワザとらしくなっちゃう)は常識を心得ているのであまり上から目線を多用しないのもエライよね。
一般人には「芸人風情が勝手なことを言いやがって」と反感をかわないし、あれだけ過酷な旅をしてしまうと芸人仲間からも「運だけで売れやがって」「ただのまぐれじゃねえか」と言われにくいイイ位置につけている。「まぐれ」を呼び込めるかどうかは運不運入り交じる芸能界では才能の一つでもあるからな。
この人の常に一歩後ろから冷静に自分を見ている感じは雌伏期間に身につけた技術かも知れない。
なんだかベタボメすぎるけど旬の人にはあまりケチ付けるところがないもので、この嵐が収まった頃、どういう位置にいるのかはとても興味がある。
しばらくはこの人にTVを愉しませて貰おうと思う。