桜まつり

昨日はFBの友達と花見会をした。

人前に身をさらす作業を組み入れておかないともう丸2年、あまり人前に出ていないので、まずは尻込みする癖がついている。
特に親しい友人が3人(+死亡日時不明者1人)が亡くなった昨年は家を出ることにさえ勇気が要った。

今年は一人で仕事場まで辿り着くこと、を目標にして、積極的に人に会うことに的を絞った。
新年会、山崎哲さん、Gee Fujitaさん、森本篤史さんとの顔合わせ、日刊ゲンダイ山田勝仁さんの取材、と体験する内、大分、気分が安定し始めていることに気づいた。

そんな時、突然、家の前の桜が満開になった。いくらなんでも昨日までつぼみだったんだよ。
そう言えば「花見会」やろう、という平和な提案が新年会の時、あったよね。
でも、親しい人の日程を調整してると葉桜になっちゃう。
どうしようかと相談したら、じゃ、FBで呼びかけて来られる方に来てもらいましょう、ということになった。

ギリギリ4/2(木)が見頃と読んで参加者を募ると、まあ、そのくらいが想定内じゃない、という10名前後だったので、安心した。

ところが、当日、OKになった方が何人か駆けつけてくれ、webサイトからの方もいて、最終的には17人になっていた。

『たむたむたいむ』の初期からのディレクター、及び投稿者2人、『セイ！ヤング』の投稿者2人、
初期単行本&レコードジャケットカメラマン、テレビ・ディレクター、山歩き作家、とここまで8人の方が20年以上の付き合い。
スタイリスト、お蕎麦屋さん、絵本作家、１級建築士2人、工学博士、元その学生、あいざき進也さんの大ファン、大好きなblog『鬼嫁日記』作者、プロ・カメラマン、と9人がここ10年、あるいはFB繋がりの方で内5人は初めてお会いする方たちでした。
進也さんのファンのHさんなどはどんな勇気を振り絞って参加してくれたんだろう、と胸が熱くなった。
FB上では容易く誰かと友達になれるけれど、実際に対面する機会はそう多くは用意されていない。
自分が大ファンのあの歌い手のあの作詞家に会ってみたい。
そう考える人は少なくないだろうが実際にソレを実行に移す人は多くはない。
もしかしたら今日、初めて顔を合わせた人たちは大なり小なり、勇気を出して来てくれたんだ、と更に熱い思いが込み上げた。
そしたら、残念ながらモノが喰えなくなっちゃったんだけどサ。

平日にしては河原への人出は多かったが3時を過ぎた頃、急に冷たい風が吹き始め、気づいたらほとんど僕らだけになっていた。
急遽、我が家に移動して宴会の続きをすることにした。

ちなみに僕も河原の土手で『北斗の拳』のケンシロウや『キン肉マン』で誰でもご存じの神谷明さんに初めてお会いしたんだよ。
もっとも古い付き合いになるFさんのご紹介でね。
この季節にはこの辺までよくいらっしゃるらしいです♪

ともあれ、病気以降、フットワークが悪くなり、いろんなことに自信を無くしかけていたんだけど、もう一度、勇気を出して、やりかけの幾つかに手をつけてみようと思います。

昨日がとても楽しくて嬉しい1日だったことに感謝します。
そして、そうしてくれた皆さんにも重ねて御礼申し上げます。