2009年11月7日土曜日

Blake先生

5日前からBlakeの右前足がおかしくなってしまった。
妹は「甘えてるンだ」と言うのだが心配なので病院に行った。
僕が見てない時や静止状態の時でも片足をあげているから、甘えているのばかりではないと思う。
抗生物質をもらって服ませているくらいで現在格別な手当はしていない。
片足状態はひどく寒い日から始まったので、噛まれた傷痕が疼いているのだろう。

散歩の際の穴掘り砂掛けはさらに勢いがついてしまって、宅地造成地の砂を全部道路に掻き出してしまいそうなことになっている。
なんだかやけになっているような気もする。
小便とは関係なく後足を蹴っているので爪が伸びてかゆいのかも…などと思ってみたがそれほど伸びているわけではない。
後足だけを動かすのではなく前足でも土を掘っている形になるので、時々前足と後ろ足の動きがバラバラになってしまって、右の前後を同時に蹴ったために倒れてしまって、照れくさいのかチラッと僕を盗み見たり、勢い余って空足を踏んでしまってドテッと倒れたり、オソマツ芸の見せ放題で毎朝笑いが止まらない。
散歩映像をビデオに収めて上映会がしたいくらい可笑しい。

昨日は30分の散歩でウンチを4回。スーパーのレジ袋にほぼ半分の量をした。
持って帰るのが重たいほどだったが、その始末をしている最中にも動き回り、しっかり自分のウンチを踏む。家に着くなり、その足で僕の膝の上に丸々座りたがるのだからかなわない。
自分で小便をかけた草を食べ、その鼻とベロを僕にすり付けるのでさすがに汚いと思うがなんか拒めない。
小便を掛けたいなら草を食べてから掛けなさいと注意するが注意というものは一切無視。注意をされていることが解った時は低い声で唸り、「ウルセエ」という抗議をしている。
「ハイ、今後気をつけます」といった明快な答えは聞いたことがない。

ひと言で言うならどうやら「バカ犬」。
注意を聞くことはないのでお利口になる気配はないのだが 甘え方には天性のものがあって僕には彼を叱ることができない。

ちなみにインストラクターからはまだ連絡がない。
旅行に出た後、ご病気になられまして、現在徐々に回復中とのことですので、ご連絡をお待ちください。
仲介してくれたペット・クリニックの受付サンからそう電話があったきりだ。
新型インフルででもあるのだろうか?
まあ、僕は僕流にBlakeと暮らして行くので連絡は無いなら無いでそれでもかまわない、とこの頃は思い始めた。

まともな仕事もしないうち、ずるずると「余生」に入って行ってる感じがなんだかイヤなんだけど、こういうだらしなさは本来僕が持っていたものなんだよな、とも思い始めている。

バカ犬が僕に何かを気づかせてくれるのかもしれないので、それを楽しみに生きればいいか、とも…。
としたら「Blake大先生」と化す可能性も残しているので…。

3 件のコメント:

ainapooh さんのコメント...

かぜさんとブレイク君の織り成す日常の可笑しみのある風景…いいですね~

かぜさん:おまえホント バカやなぁ~
ブレイク:(上目遣いで)テヘテヘ

二人にしか分かり合えないこのゆる~い化学反応が映像としてひとつひとつ心に積み重ねられ人生をさらに楽しいものにしてくれるんでしょうね。ビデオ上映会、見てみたい!
そのシーンをここで垣間見ることのできる私もハッピーにさせていただいてます。

LIMIT さんのコメント...

こんにちは。

Blakeくんの足が気がかりです… お薬が効いて早く良くなりますように!

インストラクターさんのその後も気になりますが、かぜさんとBlakeくんの何とも言えないまったり感?も失って欲しくないなぁと思います。

ウンチの量もかなり多そうですね。かぜさん以外に誰か、(通行人とか)エサをあげていませんか?グルメなBlakeくんが、パンとか食べるのかわかりませんが、そういうのが多いと、身体に良くないと思うので気をつけてください。(またお節介な発言)

isoji さんのコメント...

私もビデオ上映会、ぜひぜひ観たいです!

一緒に暮らし始めるといつの間にか
居るのが当たり前になってきます。
お二人の、気持ちのいいペースで毎日が過ぎていくといいですね。

次のBlake君の面白話楽しみにしています。